ブクロWU-RONZ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 15:31 UTC 版)
「TOKYO TRIBE2」の記事における「ブクロWU-RONZ」の解説
構成員200人。チャイニーズ風のファッションをしている。実態は暴力団「仏波一家」の下部組織であり、彼らの存在によってブクロ全域の治安が悪化している。 メラ 声 - 三宅健太 / 演 - 鈴木亮平 ブクロWU-RONZリーダー。海とは親友同士だったが、過去に両親を殺され、恋人フジヲ(前作「TOKYO TRIBE」ヒロイン)を地下鉄での事故で失ったことで海を憎むようになる。大物ヤクザ「ビッグ・仏波(ブッバ)」の後ろ盾を得ているが、実はそのブッバこそ両親の仇であり、彼はその恨みを決して忘れず復讐の機会を狙っている。武器の日本刀は原作ではブッバに与えられた物だが、アニメでは最初から持っている。 かつての恋人フジヲと瓜二つのスンミに気をかけていくうちに、WU-RONZのリーダーとしての活動より彼女の救出を重視するようになり、最終的にリーダーの座をスカンクに奪われる。親の仇であるブッバを殺害後、海と和解し共にシヴヤの街を見渡すが、その直後亀吉(アニメではスカンク)に銃撃される。ラストシーンでは、海達が待つペニーズに再び現れたかのような描写がある。 原作やアニメ版ではスキンヘッドだが、映画版では金髪姿。映画版では凶悪かつエキセントリック人物で、個人的かつ瑣末な動機で一度しか面識のない海を付け狙う。 スカンク 声 - 腹筋善之介 / 演 - 松浦新 元いじめられっ子。メラに助けられて彼の押しかけ舎弟となる。海とメラの友情に食い込むようにまとわりつき、メラが海と袂を分かった際には彼に同行した。海に対して異常なまでの嫉妬心を見せ、それは海とメラが袂を分かった後も変わってはいない。実は、メラが愛するものを全て失ったことを海のせいにした張本人である。 しかし、スンミに気を向けるメラに次第に失望し、メラさえも裏切ることになる。その後は権力への欲望にとりつかれ、ブッバの権力を盾にブクロWU-RONZを乗っ取りNEO WU-RONZを結成。恐怖政治により手下を従え、シンヂュク以外を手中に収めるまでに成長。ブッバの資金を勝手に使用し(ブッバはスンミの一件から精神に異常をきたしており、誰も咎めるものがいなかった)、買い集めた兵器や銃器などで武装した、自身を皇帝としたスカンク帝国を立ち上げ、我が物顔で進撃を開始。大司祭からさらなる権力を得るためスンミ奪還に乗り出すも、途中でメラにブッバが殺され後ろ盾がなくなったために帝国は崩壊。それでも執念でスンミを手に入れ、ジャダキンスに手渡したがその時点で用済みとされ、列車が走る地下鉄線路に投げ込まれあっけない最期を遂げる。アニメ版ではその後も生きており、原作版での亀吉がメラを拳銃で狙撃する場面はスカンクに変更されていた。原作やアニメ版ではスキンヘッドだが、映画版では地毛での横モヒカン姿。 ツッチー 声 - 稲田徹 波平 声 - 高橋広樹 アゴ 声 - 浜田賢二 かつてはメラに従っていたが、スカンクの甘言により寝返る。しかしスカンクのやり方についていけなくなり、スカンクの行動をメラに報告する役割を務めた。 その関係がスカンクに知れたため殺害される。 ジョン 声 - 宮崎一成
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