フォンセ・カガチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 10:59 UTC 版)
「機動戦士クロスボーン・ガンダム」の記事における「フォンセ・カガチ」の解説
ザンスカール帝国の首相にしてガチ党の党首。二年前まで木星船団公社に所属していた。
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フォンセ・カガチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 17:27 UTC 版)
「機動戦士Vガンダムの登場人物」の記事における「フォンセ・カガチ」の解説
(Fonse Kagatie) 声 - 大矢兼臣 ザンスカール帝国宰相。65歳。片眼は義眼。肩書きでは女王マリア・ピァ・アーモニアに仕える身だが、軍務組織ベスパの指揮や、ギロチンによる制裁を行うなど、実質的には帝国のトップに君臨している。ただの占い師(娼婦)であったマリアを、女王の座に祭り上げた張本人。木星船団公社に長く勤める中で、地球圏で絶えず争乱を続ける人類に嫌気が差し、その粛清を図る。 宇宙世紀0151年に「木星帰り」としてサイド2へと舞い戻ると、政党「ガチ党」を結成する。当時の政権与党の贈収賄被告をギロチンによって公開処刑、数世代にわたって“血の饗宴”から遠ざかっていたスペースノイドの感性に強く訴えかけ、短期間でガチ党を政権与党へ押し上げた。同時に“女王”をたてることで、自身の行為を文化として演出し、短期間で数基のスペースコロニーをザンスカール帝国として、地球連邦政府から独立させるに至る。 ビッグ・キャノン作戦、地球クリーン作戦を隠れ蓑にして、木星の伝手を利用しエンジェル・ハイロゥをパーツ毎に建造させ、密かに地球圏に運び込むことで、本懐であるエンジェル・ハイロゥ作戦を展開する。カガチはこれによって2万人のサイキッカーという“新たな種”をコールドスリープで保存しつつ、サイコミュのセレブレイト・ウェーブによって争いにまみれた現行人類を、自身を含めて全て消し去ろうとする。その姿は、ウッソ・エヴィンに「頭でっかちの老人の絶望で、人類が全滅するなんて!」と叫ばせた。 最期は混戦の中、ジャンヌ・ダルクの特攻を受けるダルマシアンから間一髪で脱出した後、爆風の中エンジェル・ハイロゥ内部のマリアの玉座へと辿り着く。玉座に浮かぶマリアの幻影に向かって発砲するなど錯乱状態に陥り、エンジェル・ハイロゥの崩壊に巻き込まれて吹き飛ばされる。 小説版ではタシロに毒針を撃たれて死亡、漫画版ではオデロのガンブラスター爆発に巻き込まれてマリア共々死亡する。
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