フェリーチェマムピコ【フェリーチェマムピコ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8764号 |
登録年月日 | 2001年 3月 13日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | フェリーチェマムピコ よみ:フェリーチェマムピコ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 3月 16日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に桜芯紅色の丁字咲系の混合花粉を交配して育成されたものであり、花は淡紫ピンク色の小輪で、鉢物向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は中である。茎の太さは細、色は緑、強さは弱、中空の程度は小、摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度は多、節間長はやや短である。葉身長は中、葉幅はやや狭、葉の縦横比はやや大、葉柄の長さは短、一次欠刻、表面の色及び裏面の色は中、毛じの多少は少、光沢度は中、厚さはやや厚、硬さは軟、葉柄の着生角度は水平、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は凹形、花の大きさは小、厚みはかなり低、舌状花の重ねは1.5列まで、舌状花数は少である。管状花部の直径はやや小、管状花数はやや多、分布は集中、長さは中である。花弁の形は平弁及び丁字状花弁、先端の形は尖る、花弁の長さはかなり小、幅は狭、外花弁の表面の色は淡紫ピンク(JHS カラーチャート9501)、裏面の色は鮮紫ピンク(同8904)及び紫白(同8901)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と異なり赤紫色、花たくの形は盛り上がった円錐状、大きさ及び総ほうの大きさはかなり小、花首の太さは極細、長さは長、上位10節以内の2次側蕾出現程度は50以上、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「レポルカ」と比較して、葉柄の着生角度が水平であること、上位10節以内の2次側蕾の出現が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成4年に出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において、出願者所有の育成系統に桜芯紅色の丁字咲系の混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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