フェリーチェマムアミ【フェリーチェマムアミ】(草花類)
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登録番号 | 第11886号 |
登録年月日 | 2004年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | フェリーチェマムアミ よみ:フェリーチェマムアミ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「セイアーク」に秋咲赤紫色スプレイ系の混合花粉を交配して育成されたものであり、花は濃紫赤色に淡紫ピンク色の爪斑が入る中輪で切花及び鉢物向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は中である。茎の太さは中、色は緑、強さ及び中空の程度は中、摘心後の分枝性は多、側らいの発生程度は中、節間長は長である。葉身長はやや長、葉幅はやや広、葉の縦横比は中、葉柄の長さは長、基部の形は凸、先端部分の形は尖、一次欠刻はやや深、葉の表面の色は淡、裏面の色及び毛じの多少は中、光沢度は弱、厚さはやや薄、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は円錐形、花の大きさは中、厚みは低、舌状花の重ねは2~4列、舌状花数はかなり少、管状花部の直径はやや小、管状花数は中、分布は集中、長さは中である。花弁の形は平弁、先端の形は丸い、花弁の長さは中、幅はやや狭、外花弁の表面の色は濃紫赤(JHS カラーチャート9709)に淡紫ピンク(同9502)の爪斑が入る、裏面の色は紫赤(同9708)、舌状花表面の色の分布状態は爪斑、外花弁の角度は下向き、花盤の色は黄緑、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさはかなり小、総ほうの大きさは小、花首の太さはかなり細、長さはやや短、生態分類型は秋ギク、到花週数は10~11週である。「ラブリーマムセイジャワ」及び「セイクロス」と比較して、花弁先端の形が丸いこと、外花弁の表面の色が濃紫赤に淡紫ピンクの爪斑が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「セイアーク」に秋咲赤紫色スプレイ系の混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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