セイクロス【ｾｲｸﾛｽ】（草花類）
| ※登録写真はありません | 登録番号 | 第8409号 |
| 登録年月日 | 2000年 10月 4日 | |
| 農林水産植物の種類 | きく | |
| 登録品種の名称及びその読み | セイクロス よみ：ｾｲｸﾛｽ |
|
| 品種登録の有効期限 | 20 年 | |
| 育成者権の消滅日 | 2003年 10月 7日 | |
| 品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
| 品種登録者の住所 | 広島県芦品郡新市町大字金丸７８９番地 | |
| 登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
| 登録品種の植物体の特性の概要 | ||
| この品種は，「セイソロモン」に出願者所有の同色系の混合花粉を交配して育成されたものであり，花は鮮赤紫色に黄白色の爪斑が入る中輪で，切花向きの品種である。草型は直立性，草性は高性，開花時の草丈は中である。茎の太さは中，色は緑，強さは中, 中空の程度は小, 摘心後の分枝性は多，側らいの発生程度は中，節間長はやや長である。葉身長はやや短, 葉幅は中，葉の縦横比はやや小，葉柄の長さは中，一次欠刻はやや深, 表面の色及び裏面の色は中，毛じの多少は少, 光沢度は中，厚さはやや薄，硬さは中，葉柄の着生角度は水平，たく葉の有無は殆どの葉に付着，形は深裂せず，大きさは中，分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は凹形，花の大きさは中，厚みはやや低，舌状花の重ねは２～４列，舌状花数はかなり少である。管状花部の直径はやや小，管状花数はやや多，分布は集中，長さは中である。花弁の形は平弁，先端の形は尖る，花弁の長さはやや小，幅はやや狭，外花弁の表面の色は鮮赤紫（JHS カラーチャート9507）で先端が黄白（同2701），裏面の色は紫ピンク（同8907）で先端が黄白（同2701），舌状花表面の色の分布状態は爪斑，外花弁の角度は上向き，花盤の色は黄緑，花たくの形は平らなドーム状，大きさ及び総ほうの大きさは小，花首の太さはかなり細，長さはやや長，生態分類型は秋ギク，開花の早晩性は中である。「セイアーク」と比較して，舌状花表面の色の分布状態が爪斑であること，花たくの形が平らなドーム状であること等で区別性が認められる。 | ||
| 登録品種の育成の経過の概要 | ||
| この品種は，平成４年に出願者のほ場（広島県芦品郡新市町）において, 「セイソロモン」に出願者所有の同色系の混合花粉を交配し, その実生の中から選抜，以後，増殖を行いながら特性の調査を継続し，８年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 | ||
- セイクロスのページへのリンク
