フェリーククリーム【フェリーククリーム】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11300号 |
登録年月日 | 2003年 3月 26日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | フェリーククリーム よみ:フェリーククリーム |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | バルブレ&ブラン S.A. | |
品種登録者の住所 | カミノビエホ 205 30890 プエルト ルンブレラス ムルシア スペイン | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 兼松功一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「フェリーク」の枝変わりであり、花は淡緑黄色の平咲で中輪の1花茎当たり花数がかなり少、花柄当たりの最多花数が少の切花向きの品種である。草姿は中間、開花時草丈はやや高、節数はやや少である。茎の長径はやや太、硬さは剛、折れの難易は難、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数は中、側枝の着生位置は主に中上部、節間長は中、最長節間の位置は第3節以下である。葉全体の形は線形、先端部の形はとがる、葉巻き程度はよく巻く、最大葉長はやや長、葉幅はやや狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。つぼみの形は楕円形、大きさはやや大、花の重ねは半八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は平咲、花径は中、表面の花色は淡緑黄(JHS カラーチャート2903)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さ及び幅は中、数は少、ほう葉の形はⅠ型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は灰緑、がくの太さはやや太、長さはやや長、1花茎当たりの花数はかなり少、花柄当たりの最多花数は少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性は中生、がく割れの難易性は難である。「フィリアクリーム」と比較して,側面から見た花形が平咲であること,花弁数が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に株式会社第一園芸プランテックの温室(静岡県駿東郡小山町)において、「フェリーク」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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