フィリアクリーム【フィリアクリーム】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10823号 |
登録年月日 | 2002年 11月 14日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | フィリアクリーム よみ:フィリアクリーム |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 11月 16日 | |
品種登録者の名称 | P.コーイ&ゾーネン社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 1432GP アールスメール ホーンウェッヒ 132 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 吉田洋之 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、育成者の所属する会社所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は淡緑黄色の盛咲で、中輪の1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数が少の切花向きの品種である。草姿は中間、開花時草丈はかなり高、節数は中である。茎の長径はやや細、硬さは中、折れの難易は難、色は緑、ろう質の有無及び立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数は多、側枝の着生位置は主に中部、節間長は中、最長節間の位置は第5節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は巻かない、最大葉長は中、葉幅はかなり狭、葉色は緑、ろう質は中である。つぼみの形は楕円形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径は中、花色は淡緑黄(JHS カラーチャート2903)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数及び花弁の長さは中、幅はやや狭、数はやや多、ほう葉の形はⅠ型及びⅢ型、数は4枚、長さはやや短、がくの形は円柱形、がく筒の色は淡緑、がくの太さ及び長さは中、1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数は少、花の香りは弱である。早晩性はやや早生、がく割れの難易性は中である。「レガッタ」と比較して、茎の色が緑であること、茎のろう質が少ないこと、花色が淡緑黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に育成者の所属する会社の温室(栃木県小山市)において、育成者の所属する会社所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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