フェリーきたきゅうしゅうとは? わかりやすく解説

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フェリーおおさか





フェリーおおさか
フェリーきたきゅうしゅう
フェリーきょうと2
フェリーふくおか2
船舶概要 総トン数 約9,500トン 約9,800トン
トン 160m 167m
トン 25m 25.6m
航海速度 22.9ノット 23.2ノット
車両積載能力 トラック 160台 180台
乗用車 100 100
旅客営業定員 特別室 6人
特等 12 14
一等洋室 134 134
一等和室 16 26
特別二等洋室 96 132
特別二等和室 24
二等洋室 96 156
二等 279 159
ドライバールーム 73 40
730 697

フェリーきたきゅうしゅう

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/03 23:12 UTC 版)

フェリーきたきゅうしゅう
大阪南港に接岸中の「フェリーきたきゅうしゅう」
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本(1992-2015)
モンゴル
所有者 名門大洋フェリー(1992-2015)
運用者 名門大洋フェリー(1992-2015)
建造所 佐伯重工業(第1017番船)
姉妹船 フェリーおおさか
IMO番号 9021394
改名 GOLDEN BIRD 6
経歴
起工 1991年
進水 1991年12月
竣工 1992年
就航 1992年4月17日
運航終了 2015年11月27日
要目
総トン数 9,476 トン
全長 160.0 m
全幅 25.0 m
機関方式 ディーゼル
主機関 2基
推進器 4翼可変ピッチプロペラ 2軸2舵
出力 19,858 kW(27,000 hp)
最大速力 25.9 ノット
航海速力 22.9 ノット
旅客定員 814名
車両搭載数 トラック160台、乗用車100台
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フェリーきたきゅうしゅうは、名門大洋フェリーが運航していたフェリー

概要

フェリーすみよしフェリーはこざきの代船として、僚船のフェリーおおさかに続いて佐伯重工業で建造され、1992年4月17日大阪南港 - 新門司航路に就航した。 第1便に就航していたが、フェリーきたきゅうしゅうIIの就航により、2015年11月27日で引退した。

その後、海外売船にあたってGOLDEN BIRD 6と改名してモンゴル船籍となり、インドネシアに回航されている。

航路

名門大洋フェリー

設計

船内

船内

船内は「秋の瀬戸路」のイメージで蜜柑茶色・柿渋色を基調に格調や高貴さを感じるカラーリングとした[1]

Aデッキ
  • 特等室(和洋室2名×2室・洋室2名×4室)
  • 一等室(洋室5名×22室・4名×2室・2名×8室 和室4名×4室)
  • 特二等室(洋室8名×12室・和室6名×4室)
  • シャワー室
Bデッキ
  • 二等室(和室6室・洋室5室)
  • ドライバー室(73名)
  • エントランスホール
  • 案内所
  • 売店
  • レストラン
  • TVラウンジ
  • スナック
  • ラウンジ
  • 麻雀室
  • 浴室
  • ゲームコーナー
  • シーサイドテラス
ドライバー甲板
  • ドライバー浴室
  • ドライバー休憩室

事故・インシデント

フェリーふくおか2との衝突

2007年1月7日、8時07分ごろ、第1便で新門司港から大阪南港へ到着して南港フェリー埠頭F-5バースに接岸中、第2便で到着したフェリーふくおか2がF-4バースに着岸する際、強風に圧流され本船と衝突した。フェリーふくおか2の左舷中央が、本船の右舷船尾に前方から20度の角度で衝突、本船は右舷船尾の防舷材に凹損を生じた。事故原因はフェリーふくおか2が圧流防止対策を取らないまま強風下の着岸作業を行ったこととされた[2]

貨物船との衝突

2010年11月15日、22時30分ごろ、新門司港から大阪南港へ向かっていた本船は、来島海峡航路を通航中、小島東灯標から北北東約570メートルの地点で液化ガス貨物船光輝丸と衝突した。光輝丸を含む同航船を左舷側から追い越した本船が、来島海峡航路西水道北口に向け右転したところ、光輝丸が後方から接近、本船の右舷後部に光輝丸の船首が後方から42度の角度で衝突した。衝突により、本船は右舷後部外板に凹損および擦過傷を生じ、光輝丸は左舷船首部に曲損を生じた。 事故原因は本船が右転する際、安全な船間距離を十分に保たなかったことによって発生したが、光輝丸が警告信号を行わず衝突回避のための措置をとらなかったことも一因とされた[3]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 9,300総トン型旅客高速カーフェリー"フェリーおおさか"の概要 - 船の科学1992年6月号
  2. ^ 神戸地方海難審判庁 (2007年10月19日) (PDF). 平成19年神審第67号 旅客船フェリーふくおか2旅客船フェリーきたきゅうしゅう衝突事件 (Report). 海難審判・船舶事故調査協会. http://www.maia.or.jp/pdf/19kb067.pdf 2015年7月22日閲覧。. 
  3. ^ 広島地方海難審判所 (2011-09-07). 平成23年広審第6号 旅客船フェリーきたきゅうしゅう貨物船第七十八光輝丸衝突事件 (Report). 海難審判所. http://www.mlit.go.jp/jmat/saiketsu/saiketsu_kako/23nen/hiroshima/hs2309/23hs006.html 2016年3月10日閲覧。. 

外部リンク


フェリーきたきゅうしゅう

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 06:45 UTC 版)

名門大洋フェリー」の記事における「フェリーきたきゅうしゅう」の解説

9,476総トン全長160.0m、幅25.0m、出力27,000馬力航海速力22.9ノット最大26.2ノット)。 旅客定員814名。車両積載数:トラック160台・乗用車100台。佐伯重工業建造1991年9月竣工1992年4月17日就航2002年改造2015年11月27日引退

※この「フェリーきたきゅうしゅう」の解説は、「名門大洋フェリー」の解説の一部です。
「フェリーきたきゅうしゅう」を含む「名門大洋フェリー」の記事については、「名門大洋フェリー」の概要を参照ください。

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