ピーピング‐トムとは? わかりやすく解説

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ピーピング‐トム【Peeping Tom】

読み方:ぴーぴんぐとむ

のぞき見をする男。のぞき魔。出歯亀(でばがめ)。昔、英国で、領民のために、裸になった領主の妻をのぞき見したトムという男の名にちなむ。


ピーピング・トム (伝説)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 09:04 UTC 版)

ゴダイヴァ夫人」の記事における「ピーピング・トム (伝説)」の解説

「ピーピング・トム」はこの項目へ転送されています。その他の用法については「ピーピングトム (曖昧さ回避)」をご覧ください町衆みんなが守った礼儀さからって一糸まとわぬゴダイヴァ夫人ただひと覗き見したというピーピング・トム伝説は、文学作品から広まった形跡はない。これは17世紀以降コヴェントリー地域の巷に出現した伝説である。 1826 年投稿されW. Reader という地元通の記事によれば夫人のぞき見した仕立屋がいたという伝説はそのころすでに定着しており、町をあげての恒例祭り (Trinity Great Fair 現今en:Godiva Festival) では、ゴダイヴァ夫人扮した人が行列に参列し (Godiva processions)、街角には「ピーピング・トム」と呼ばれる木像置かれるしきたりであった(そのイラスト画像などは#二次資料参照)。同記事筆者は、この木像甲冑異称などから、それがチャールズ2世1685年没)時代頃のものと推定するまた、古物収集家ウィリアム・ダグデール(英語版) (1686年没)が、その巨著らのなかで「のぞき野郎」のことにひとこと触れていないことから、伝説発祥その後結論したゴダイヴァ夫人行進行事初め開催されたのは1677年であるが、翌1678年にはジェームズ・スウィナートンという男の子ゴダイヴァ夫人役だったという。 文献における「覗き男」登場経緯はどうかというと、これは『英国人名事典 (DNB 1890) 』に詳しい。まず歴史家ポール・ド・ラパン=トワラ(英語版) (1732年)がルポタージュする地元事情によれば、戸窓を閉めきって見るな、死罪処すぞ、ときついお達しがあったのにのぞき見した男がおり、そいつは命で償ったというのが町言い伝えであり、町ではこの故事記念し、男の像が一軒の家の窓から外を覗くように飾ってあると報告する次にトマス・ペナント『チェスターからロンドン』( 1782 年)によればのぞき見したのはとある仕立屋だったとし、ゴダイヴァ夫人行進では、ゴダイヴァ役が、むろん全裸ではないが、四肢にぴったり合わせた純白の絹衣をまとうとしている。英国人物事によれば、「ピーピング・トム」が名指し文書登場する最古例はコヴェントリー市の公式年代記(1773年6月11日付)で、木偶新しいかつらと塗料支給され記録である。 このほか、覗き男の名がアクティオン(?)(Action) であったという1700年以前書簡があるという。 トムトーマス)という名はアングロサクソン名ではないので、実在ゴダイヴァ夫人時代領民名としてありえないことが指摘されている。またトーマスこののち天罰くだって盲目にされた、あるいは住民によって視力奪われてしまったとも伝えられる

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ピーピング・トム (俗語)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 09:04 UTC 版)

ゴダイヴァ夫人」の記事における「ピーピング・トム (俗語)」の解説

ピーピング・トム (Peeping Tom) は英語の俗語で、覗き魔のこと。ゴダイヴァ夫人裸身覗き見上記の男の名に由来する日本語同意俗語出歯亀」(でばがめ)に相当。

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