パーソナルコンピューター黎明期とは? わかりやすく解説

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パーソナルコンピューター(マイクロコンピューター)黎明期(1970年代〜)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/24 08:16 UTC 版)

同人ゲーム」の記事における「パーソナルコンピューターマイクロコンピューター黎明期1970年代〜)」の解説

個人レベル1人数人)でのコンピューターゲーム制作の歴史パーソナルコンピューター黎明期1970年代末期)よりも、さらに以前のワンボードマイクロコンピューターの時代にまで遡る。 元々、個人用コンピューター技術者マニア向けのプログラム製作・学習道具であり、市販ソフト徐々に増えて行くものの、しばらくは「プログラム制作興味のないパーソナルコンピューターユーザー」というのは考えにくい時代であったゲーム制作目的の者も多く、特に『スペースインベーダー』1978年)のブーム以降大きく増えている。 ただし、同人ソフト同人ゲーム名乗る自主流通系ソフトが現れるのはしばらく後のことである。 理由としては、まず業界アマチュア制作ソフトの流通発表積極的に支えたため、漫画界のように「同人サークル集まり流通ルート切り開く必要性薄かったことがある漫画雑誌投稿募集がほぼプロ予備軍発掘目的であるのに対しパーソナルコンピューター雑誌場合は、初期市販ソフト乏しさを補う意味もあって、市販化視野入れたものから初心者でもアイデア次第勝負になるショートプログラムまで、幅広い発表の場用意されていた。雑誌には黎明期4大誌(『I/O』『 月刊アスキー』 『月刊マイコン』『RAM』)や『マイコンBASICマガジン』、『MSXマガジン』などがある。 また、後に大手となったゲームメーカーも、自社パーソナルコンピューター販売部門顧客開発したゲームソフト買い取って販売したり、エニックス(現スクウェア・エニックス)のように賞金つきのゲームプログラムコンテストを開催して公募したゲーム市販するといった事業形態から始まったメーカー多く、プロ・アマの境目自体曖昧であった。 もっとも自主流通自体が、パーソナルコンピューター普及率低さ加えて機種間の互換性がほとんどなかったため、紙媒体比べる格段に難しかったという事情もある。

※この「パーソナルコンピューター(マイクロコンピューター)黎明期(1970年代〜)」の解説は、「同人ゲーム」の解説の一部です。
「パーソナルコンピューター(マイクロコンピューター)黎明期(1970年代〜)」を含む「同人ゲーム」の記事については、「同人ゲーム」の概要を参照ください。

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