パーソナルコンピュータの出現
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/08 09:01 UTC 版)
「計算機の歴史 (1960年代以降)」の記事における「パーソナルコンピュータの出現」の解説
詳細は「ホビーパソコン」および「パーソナルコンピュータ史」を参照 アップルが Apple I を発売したのは1976年のことである。これはキットではないが、ケースや一部部品を自前で用意する必要があった。そして1977年、ケースに入った完成品のコンピュータ Apple II、Commodore PET、TRS-80 が発売された。後にバイト誌はこれらを "1977 Trinity" と称した。ここからホームコンピュータの巨大市場の時代へと突入し、誰でも簡単にコンピュータを入手し、ゲーム、ワードプロセッサ、表計算ソフトなどのアプリケーションソフトウェアを入手できるようになっていく。一方ビジネス用途ではCP/Mが動作するコンピュータが主流だったが、IBMが IBM PC を発売するとこれがすぐに広まった。このPCは多くの企業によってコピーされ互換機市場を形成し、量産効果によって部品の価格がどんどん低下していき、PC/AT互換機が大きなシェアを占めるようになっていった。このため1990年代に入ると家庭用でもPC/AT互換機が主流となっていった。
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