パキスタン (ドミニオン)とは? わかりやすく解説

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パキスタン (ドミニオン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/05 08:43 UTC 版)

パキスタン自治領
Dominion of Pakistan (英語)
' مملکتِ پاکستان (ウルドゥー語)
1947年 - 1956年

国旗 国章

パキスタン自治領の位置
公用語 英語ウルドゥー語
首都 カラチ
国王
1947年 - 1952年 ジョージ6世
1952年 - 1956年 エリザベス2世
首相
1947年 - 1952年 リヤーカト・アリー・ハーン
1955年 - 1956年 チャウドリー・ムハンマド・アリー
面積
1956年 943,665km²
人口
1950年 33,000,000人
変遷
独立 1947年8月15日
第一次印パ戦争 1947年 - 1949年
共和制移行 1956年3月23日
通貨 パキスタン・ルピー
現在 パキスタン
バングラデシュ

パキスタン英語: Dominion of Pakistan)は、かつてパキスタンおよびバングラデシュに存在したイギリス連邦自治領の一つ。立憲君主制英連邦王国で、1956年共和制へ移行するまで存続した。

概要

第二次世界大戦の結果、イギリス帝国は衰退し、イギリス領インド帝国の独立が決定した。しかし、同地におけるイスラム教徒ヒンドゥー教徒の対立は深刻で、統一国家の成立は不可能なものとなり、別個に独立することは不可避であった。

1947年8月15日、ヒンドゥー教徒多数派地域がインド連邦として独立を宣言。同日、イスラム教徒多数派地域も分離独立を宣言し、パキスタンはイギリス国王を元首とする英連邦王国として独立し、総督ムハンマド・アリー・ジンナーが就任した。両国の独立当初から対立は激化し、1948年にはカシミール地方の帰属をめぐって第一次印パ戦争が勃発。1948年国際連合の仲介によって停戦したものの、その後も続く印パ戦争の序章となった。

1956年にはパキスタン・イスラム共和国憲法が制定され、国家体制は共和制に移行。イギリス連邦内の共和国となった。

関連項目


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