バブル期以降(1): ゲイブーム
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「新宿二丁目」の記事における「バブル期以降(1): ゲイブーム」の解説
詳細は「日本における同性愛#ゲイ・ブーム」を参照 1988年、フジテレビ系「笑っていいとも」で始まり、その後一年続いた人気コーナー、「Mr.レディー & Mr.タモキンの輪」 が火を点けたニューハーフブームや天才・たけしの元気が出るテレビ!!での日出郎らメディアゲイ露出頻度の上昇がまず起こり、1990年頃からはTV、音楽、小説等の各メディアで「ゲイブーム」が起きた。比留間久夫の新宿2丁目を舞台にした小説『YES・YES・YES』(1989年)が文芸賞を受賞した。 それに続き文藝春秋の雑誌「クレア」が、1991年2月号で「ゲイ・ルネッサンス'91」というゲイの大特集を組んだのを筆頭に、SPA!「ゲイの聖地・新宿2丁目ヌーベルバーグ体験ルポ」(91年4月24日号)、DIME「仕事ができる女はゲイが好き」(91年5月16日号)、朝日ジャーナル「ゲイに恋する女たち」(91年7月12日号)など多くの雑誌がそれに続いた。 その他の文学や映画、ドラマでもゲイに関する作品は多く登場し、その中でもゴールデンタイムの全国放送で、主役にゲイを登場させ、大胆な同性愛シーンで衝撃を与えた日本テレビ系『同窓会』(1993年)は、放送時間帯には新宿二丁目の人影がまばらになったといわれた。また「同窓会」に出てくるゲイバー「スプラッシュ」の店名はニューヨークに実在したゲイバーから取られ、セットは二丁目に実在した「ZIP」(現ANNEX)がモデルだった。 1994年にはニューミュージックの歌手が、バディの創刊号(1994年)を脇に抱え、仲通り交差点の「薔薇の文庫センター」「ベルジュルネ」(後に「レインボーワールド」に統合,現在閉店)の前で写真に収まったことは有名。
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