バブル期以降(2): ゲイナイト
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「新宿二丁目」の記事における「バブル期以降(2): ゲイナイト」の解説
詳細は「日本のゲイ文化#クラブカルチャー」を参照 また既述のようなゲイディスコはそれまでもあったが、1989年に日本初の一般向けクラブでの「ゲイ・ナイト」が開かれた。ニューヨークのクラブカルチャーを吸収して持ち込んだもので、1989年の5月13日に花園神社裏の「ミロス・ガレージ」(現『クラブワイヤー』)で記念すべき第一回目が行われ、以後は毎週土曜日に開催された。1991年には1000人規模の大箱、芝浦「GOLD」でゲイナイトが始まり、二丁目から芝浦直行のバスが出るほどだった。GOLDではドラァグクイーンやGOGO BOYのショーも始まった。 GOLDの他にも西麻布「イエロー」、芝浦「オー・バー」、スポーツジム系野郎ノリを生み出した日比谷「ラジオシティ」、歌舞伎町「CODE」や「LIQUIDROOM」など二丁目界隈を超えて広がりをみせた。二丁目にも伝説的なゲイナイト向け常設クラブ「Delight」が94年にオープンし(1997年閉店)、Arty Farty、ZIPなど、その他のゲイバーでもゲイナイトは頻繁に開かれるようになった。ゲイナイトはそれまで比較的少人数だったゲイの集まりを、一気に数百〜千人単位の規模に押し上げた。
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