バグア彗星人の技術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/26 02:16 UTC 版)
バグア彗星 バグア彗星人の母星。黄色いガス体に覆われた彗星で、大きさは月と同等。その実体は、彗星自体が巨大なロケットとなったもので、自在に宇宙空間を飛び回ることができる。また、地上には無数の高塔が幾何学的に並ぶ都市が広がっている。 かぶと虫(ヘルメット・ワーム) バグア彗星人が主力兵器として用いる楕円盤型ロケット。ヘルメット・ワームという名称は第9回からの登場であり、それまでは単に「怪ロケット」と呼ばれていた。機体はアルミニューム以上の軽さとタングステン鋼以上の強度を持つ未知の人工金属で作られており、動力は無限のエネルギーを発する未知の放射性元素を用いた超原子力エンジン。数種類が存在するが、いずれも大気圏内・宇宙空間・海中での行動が可能であり、武装として原子や分子を分解する淡紅色光線を装備している。小型かぶと虫(ヘルメット・ワーム) 小型航空機ほどの大きさのヘルメット・ワームで、主に編隊で戦闘機のように運用されるほか、単独で誘拐などにも用いられている。乗員は数名だが、1名でも操縦可能。機体前に三つの窓が、上部に円形のハッチがある。スーパー・ヘルメット・ワームが登場してから登場しなくなった。 大型かぶと虫(ヘルメット・ワーム) 艦艇ほどの大きさを持つヘルメット・ワーム。「超大型ヘルメット・ワーム」や「巨大ヘルメット・ワーム」とも呼ばれる。潜水艦のセイルに似た司令塔を持つのが外見上の特徴。航続距離は160万キロメートル。戦闘に直接参加することは少なく、護衛として小型ヘルメット・ワームを伴っていることが多い。また、大型ヘルメット・ワーム自体も小型ヘルメット・ワーム数機を搭載している。 超小型かぶと虫(スーパー・ヘルメット・ワーム) 青鮫島の戦いの後、バグア彗星から新たに増援として送り込まれた新型ヘルメット・ワーム。小型だが形状は大型ヘルメット・ワームに似ており、機動性と速力に優れる。武装として淡紅色光線に加えて、司令塔周囲に原子放射能を用いた白熱怪光線を装備。 怪ロケット ヘルメット・ワームとは異なる、葉巻型の巨大ロケット。機体からG放電を吸収する光芒を放射しており、腹部から都市などを消滅させる霧状の物質を放出する。「地図にない島」に数機が配備されていたが、大型ヘルメット・ワームが登場してからは登場しなくなった。 大型ヘリコプター バグア彗星人の手先たちがペニーとビリーの誘拐に使用した複合ヘリコプター。交差反転式ローターと二つの推進式プロペラを有しており、推進式プロペラをスクリューとして用いることによって潜水も可能。 B作戦 月を自律運動体として地球に衝突させる作戦。作中で実行される事はなかった。
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