ナッキーをとりまく人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 13:59 UTC 版)
「生徒諸君!教師編」の記事における「ナッキーをとりまく人々」の解説
岩崎 祝(いわさき はじめ) 「悪たれ団」メンバーで高校教諭。中学生の頃からナッキーを思い続け、紆余曲折のすえ、学生編の最後に将来を誓う仲となる。大学時代にバスケットボールで全日本選手に選ばれかけたほどの名プレーヤーだったため、京都の高校にバスケ部顧問として招聘された。ナッキーの危機を敏感に悟っては手を差し伸べてきたが、生徒にのめり込み心の迷宮の深みに自ら沈みゆくナッキーからの連絡が途絶えがちになり、何も知らされず第三者から伝え聞くという状況に不信感を抱くようになる。 岩崎 初音(いわさき はつね) 「悪たれ団」メンバーで旧姓は「小西」。祝の兄、守の妻であり2児の母。コンビニエンスストア「岩崎商店(元酒店)」を姑とともに切り盛りする「日本一のおかみさん(になる予定)」である。従兄弟の魔の手から救い出された珠里亜をナッキーに頼まれ岩崎家で預かり、自身が過去に強姦(レイプ)されたこともあり愛情深く見守る。富豪である北城家の娘であるナッキーとは身分が違うと時代錯誤な僻みを抱いて祝との交際に反対する姑を、家のことは関係ないと諭して初恋の人である義弟の恋を応援する。 沖田 成利(おきた なるとし) 「悪たれ団」メンバー。大学在学中に山の事故で死去するも、思い出は今もナッキーの胸に深く刻まれている。祝にとってはナッキーを巡る永遠のライバル。しかしながら、暴力で解決しようとする傾向があり、そのため、祝の右眼を失明に追い込むことになる。 五月野 舞子(さつきの まいこ) 「悪たれ団」メンバーで現在、薬剤師として田村医院に勤めている。 田村 僚一(たむら りょういち) 家業の医院を継ぐために必死で勉強をしてきたが、ナッキーとの触れ合いで心を開き「悪たれ団」に入る。 舞子と結婚し田村医院を継ぐ予定だったが、誰からも必要とされる医者を目指し舞子とともに離島の無医村へ赴任する。 金田 巌(かねだ いわお) ナッキーの恩師で聖美4中の教頭。物語冒頭でナッキーに御園中への赴任を打診する。校長に「来年の担任はない」と言われ意気消沈するナッキーに「お前は思うまま生きろ、お前の生きざまは俺が保証する」と励ます。 宮島 徳一郎(みやじま とくいちろう) ナッキーの祖父。若幸田村で妻の里(さと)と2人暮らし。我が子の幸福を優先させて未知子を送り出した筈だったが、手元に一生置きたいという利己的な感情から不満をため込んでおり、里が倒れたおり駆けつけた未知子に自分たちを捨てたと非難し、また孫であるナッキーを捨てるくらいなら他所にやれば良かったのだと暴言をぶつける。
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