ナコーンシータンマラート県とは? わかりやすく解説

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ナコーンシータンマラート県

(ナコンシータマラート県 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/04 09:27 UTC 版)

ナコーンシータンマラート県
จังหวัดนครศรีธรรมราช
タイ王国
県庁所在地 ムアンナコーンシータンマラート郡
面積 9,942.502 km²
人口 1,541,843 人 2013年
人口密度 155.07 人/km²
ISO 3166-2 TH-80
  • この項目は英語版を元に作成されています。

ナコーンシータンマラート県(ナコーンシータンマラートけん、タイ語: จังหวัดนครศรีธรรมราช)は、タイ王国南部の県(チャンワット)の一つ。ソンクラー県パッタルン県トラン県クラビー県スラートターニー県と接し、タイランド湾にも面する。

地理

県はタイランド湾に面し、マレー半島に位置する。その地域のほとんどは森林地帯であり、タイ南部最高峰の1,835mのルワン山がある。このルワン山の地域はカオルワン国立公園に登録されている。

歴史

ナコーンシータンマラートは、古代のタンブラリンガ国英語版: 单马令[1]、リゴール王国 - Kingdom of Ligor)の首都リゴールの地であった。シュリーヴィジャヤ王国の勢力が及んだこともあった。その後スコータイ王朝ラームカムヘーン大王が攻めて来るに及んでその領土となった。後にこの領土はアユタヤ王朝に受け継がれた。17世紀始めには山田長政がリゴール王に任じられ、この地で毒殺された。チャクリー王朝時代、1932年にナコーンシータンマラート県が成立、タイ南部の要衝として軍都となった。

県章

県章

県章は311年に建てられたとされる(実際は13世紀頃)、パゴダ、プラ・ボーロマタートチェーディーが描かれている。このパゴダは現在ワット・プラマハータートウォーラウィハーン(仏教寺院)の境内にある。そのパゴダの回りには十二支がデザインされている。この十二支はナコーンシータンマラート王国時代の属国あるいは地方主要都市を代表しているとされる。詳細は以下の通り。

県木はオオマメノキ(Adinobotrys atropurpureus; シノニム: Callerya atropurpureaMillettia atropurpurea)、県花はナンバンサイカチCassis fistula)。

隣接する県

行政区

ナコーンシータンマラート県は23の郡(アムプー)に分けられ、その下位に165の町(タムボン)と、1,428の村(ムーバーン)がある。

  1. ムアンナコーンシータンマラート郡
  2. プロムキーリー郡タイ語版
  3. ラーンサカー郡タイ語版
  4. チャワーン郡タイ語版
  5. ピプーン郡タイ語版
  6. チエンヤイ郡タイ語版
  7. チャウワット郡タイ語版
  8. ターサーラー郡タイ語版
  9. トゥンソン郡タイ語版
  10. ナーボーン郡タイ語版
  11. トゥンヤイ郡タイ語版
  12. パークパナン郡タイ語版
  1. ロンピブーン郡タイ語版
  2. シチョン郡タイ語版
  3. カノーム郡タイ語版
  4. フワサイ郡タイ語版
  5. バーンカン郡タイ語版
  6. タムパンナラー郡タイ語版
  7. チュラーポーン郡タイ語版
  8. プラプロム郡タイ語版
  9. ノッピタム郡タイ語版
  10. チャーンクラーン郡タイ語版
  11. チャルームプラキアット郡
ナコーンシータンマラート県の郡

姉妹都市

脚注

  1. ^ タイの歴史ではナコーンシータンマラート王国英語版と記録されている。

関連項目





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