ウドーンターニー県とは? わかりやすく解説

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ウドーンターニー県

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/03 13:51 UTC 版)

ウドーンターニー県
จังหวัดอุดรธานี
タイ王国
県庁所在地 ムアンウドーンターニー郡
面積 11,730.302 km²
人口 1,563,964 人 2013年
人口密度 133.32 人/km²
ISO 3166-2 TH-41
  • この項目は英語版を元に作成されています。

ウドーンターニー県(ウドーンターニーけん、タイ語:จังหวัดอุดรธานี)はタイ東北部の県(チャンワット)の一つ。ノーンカーイ県サコンナコーン県カーラシン県コーンケン県ノーンブワラムプー県ルーイ県と接する。日本語表記ではウドンターニー県ともいわれる。

地理

ウドーンターニー県はコーラート台地の中央部に位置する。

歴史

ユネスコ世界遺産に登録された、青銅器時代遺跡バーンチエンウドーンターニー市内(県庁所在地)から約47km離れた地点にある。ここに遺跡があったと言うことは、つまり、この地方では農業が発達していたと言うことである。現在でもウドーンターニーの農業は乾燥した気候を特徴とするイーサーン(東北部)にあって、にぎわいを見せる珍しい例である。この農業経済の発展は60年代ベトナム戦争時、アメリカ軍事基地を置く絶好の条件となった(ただし、イーサーンの共産化を危惧したタイ政府のアメリカ軍に対する優遇という面も考えられる)。(映画・エア★アメリカに詳しい)

アメリカ軍1976年に基地をタイ軍に返還した。しかし、ウドーンターニーに軍事基地があったことでこの地域にある種の変化をもたらした。ウドーンターニー県民は米軍の接待のため英語を精力的に学んだことである。これはこの地域の国際性を高めた。元々イーサーン地帯が貧困をたびたび被っていた地帯であることから、バンコクなどへの出稼ぎが多いが、ウドーンターニー県民の場合、英語を話すことが出来たので中東の油田など、海外への出稼ぎが可能になったのである(ただし、新たな世代の英語の使用可程度は他の地域と同じ程度である)。また米軍基地があったことによりこの地域とアメリカのつながりが生まれた。

交通

放送

中波放送

  • 局名:NBC
  • 周波数:684 kHz(5 kW),747 kHz(5 kW),774 kHz(5 kW),1089 kHz(10 kW)

短波中継所

県章

県章
県章には北方神・毘沙門天が描かれている。

県木は Shorea obtusa、県花はハナモツヤクノキ(Butea monosperma

行政区分

ウドーンターニー県は20の郡(アムプー)に分かれ、さらにその下位に155の町(タムボン)と1682の村(ムーバーン)がある。なお、以下の郡のリストで欠番の12-16番は現在ノーンブワラムプー県となっている郡である。

  1. ムアンウドーンターニー郡
  2. クットチャップ郡タイ語版
  3. ノーンウワソー郡タイ語版
  4. クムパワーピー郡タイ語版
  5. ノーンサアート郡タイ語版
  6. ノーンハーン郡タイ語版
  7. トゥンフォン郡タイ語版
  8. チャイワーン郡タイ語版
  9. シータート郡タイ語版
  10. ワンサームモー郡タイ語版
  11. バーンドゥン郡タイ語版
  1. バーンプー郡タイ語版
  2. ナムソーム郡タイ語版
  3. ペン郡タイ語版
  4. サーンコーム郡タイ語版
  5. ノーンセーン郡
  6. ナーユーン郡タイ語版
  7. ピブーンラック郡タイ語版
  8. クーケーオ郡タイ語版
  9. プラチャックシンラパーコム郡タイ語版

関連項目

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