ナコーンサワン県とは? わかりやすく解説

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ナコーンサワン県

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/19 13:39 UTC 版)

ナコーンサワン県
จังหวัดนครสวรรค์
タイ王国
県庁所在地 ムアンナコーンサワン郡
面積 9,597.677 km²
人口 1,073,347 人 2012年
人口密度 111.83 人/km²
ISO 3166-2 TH-60
  • この項目は英語版を元に作成されています。

ナコーンサワン県(ナコーンサワンけん、タイ語:จังหวัดนครสวรรค์)は、タイ北部の県(チャンワット)の一つ。県名の意味は「天国の都市」、古来の名前はパークナムポーである。カムペーンペット県ピチット県ペッチャブーン県ロッブリー県チャイナート県ウタイターニー県ターク県と接する。

地理

ピン川ナーン川がナコーンサワン県内で合流し、ここでチャオプラヤー川を形成する。

ボーラペット湖タイ語版は212 km2の面積を持つタイ最大の沼地である。水鳥が多く住み、一部は禁漁区となっている。

歴史

ナコーンサワンはドヴァーラヴァティー王国時代からの歴史を有する町である。スコータイ王朝時代は、スコータイの南の前衛都市として機能し、ムアン・プラバーンと呼ばれた。アユタヤ王朝時代もピン川とナーン川が合流する地点にあることから物流の中心地として栄えた。また、ビルマ軍のアユタヤ攻撃ルートの中にある軍事的要所であった。タークシン王はプラバーンを基地として用いた。

ラーマ4世(モンクット)がボウリング条約にサインすると米やチーク材の取引の中心として機能しナコーンサワンの繁栄が始まった。しかし、1922年のタイ国鉄の開通、1932年の立憲革命の前の世界恐慌、1950年のパホンヨーティン通りの開通に伴い、ナコーンサワンの重要性は低下した。

1895年、ラーマ5世(チュラーロンコーン)はモントン・ナコーンサワンを設置し、ナコーンサワンをその中心においた。

県章

県章

「ナコーンサワン」=「天国の都市」をシンボライズし、雲の上に三つの頂上を持つ離宮がデザインされている。

県木・県花はオオバサルスベリ

行政区

ナコーンサワン県は15の郡(アムプー)に分けられ、その下位に130のタムボンと1328の村(ムーバーン)がある。

ナコーンサワン県の郡
  1. ムアンナコーンサワン郡
  2. クロークプラ郡タイ語版
  3. チュムセーン郡タイ語版
  4. ノーンブワ郡タイ語版
  5. バンポットピサイ郡タイ語版
  6. カオリアオ郡タイ語版
  7. タークリー郡タイ語版
  8. タータコー郡タイ語版
  1. パイサーリー郡タイ語版
  2. パユハキーリー郡タイ語版
  3. ラートヤーオ郡タイ語版
  4. タークファー郡タイ語版
  5. メーウォン郡タイ語版
  6. メープーン郡タイ語版
  7. チュムターボン郡タイ語版

外部リンク




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