パンガー県とは? わかりやすく解説

パンガー県

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 16:01 UTC 版)

パンガー県
จังหวัดพังงา
タイ王国
県庁所在地 ムアンパンガー郡
面積 4,170.895 km²
人口 259,420 人 2013年
人口密度 62.19 人/km²
ISO 3166-2 TH-82
  • この項目は英語版を元に作成されています。

パンガー県(パンガーけん、タイ語: จังหวัดพังงา )は、タイ王国南部の県(チャンワット)の1つ。ラノーン県スラートターニー県クラビー県と接し、アンダマン海に面する。プーケット県とは海を挟んで接する。

地理

パンガー県はマレー半島に位置し、アンダマン海に面する。県内で特に有名なものは、ジェームズ・ボンド・シリーズの『007 黄金銃を持つ男』のロケ地にある、石灰岩でできた岩の柱である。これは海による浸食のせいで周囲が削られてできたもので、逆さにした円錐のような形になっている。このような興味深い岩石がパンガー湾内に点在するなどの理由で、タイ政府は1981年パンガー湾国立公園を設立し、保護することを決めた。

名称

パンガーという名称は、パンガー県内に設置されている郡の1つであるムアンパンガー郡を流れているパンガー川から来ている。そして、このパンガーの語源はプーガー(ภูงา、象の牙の山)から来ていると言われる。

歴史

18世紀には現在の県域に、タクワパー、タクワトゥン、パンガーなどの都市が成立していた。ビルマプーケット県を攻めてきたとき、隣にあったパンガーは防衛上の理由で、1840年にタクワトゥンを合併した。後の 1931年にはタクワパーを併合して現在のパンガー県が成立した。

県章

県章

県章は背景にチャーン山が、手前には市庁舎が描かれている。一番手前の船はを採掘するための掘削船であり、これはパンガー県では錫が豊富に採れることを示している。

県木はカジズグス(Cinnamomum porrectum)、県花は Anaxagorea javanica

隣接する県

行政区

パンガー県は8の郡(アムプー)に分かれ、その下に48の町(タムボン)と、314の村(ムーバーン)がある。

脚注

[脚注の使い方]

関連項目






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「パンガー県」の関連用語

パンガー県のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



パンガー県のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのパンガー県 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS