トゥンソン駅とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > トゥンソン駅の意味・解説 

トゥンソン駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 00:40 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
トゥンソン駅
トゥンソン駅正面
ชุมทางทุ่งสง
Thung Song Junction
所在地 タイ王国王国
ナコーンシータンマラート県
トゥンソン郡
駅番号 4270
所属事業者 タイ国有鉄道
等級 一等駅
電報略号 ทส.
駅構造 地上駅
ホーム 3面3線
開業年月日 1914年1月1日
乗入路線 2 路線
所属路線 南本線
キロ程 757.08 km(旧トンブリー駅起点)
バーンコプリン (6.05 km)
(4.90 km) サイヤーイ
所属路線 南本線カンタン支線
キロ程 0 km(トゥンソン駅起点)
(8.49 km) ティワーン
テンプレートを表示

トゥンソン駅(トゥンソンえき、タイ語:สถานีรถไฟชุมทางทุ่งสง)は、タイ王国南部ナコーンシータンマラート県トゥンソン郡にある、タイ国有鉄道南本線のである。

概要

トゥンソン駅は、タイ王国南部ナコーンシータンマラート県人口80万人が暮らすトゥンソン郡にある。町の中心部に位置する為、利便性が良く、駅の正面側(西側)が、市街地である。当駅は一等駅であり、全ての列車が停車する駅でもある。1日に22本(11往復)の列車が発着しその内訳は、特急3往復、急行2往復、快速4往復、普通2往復である。

旅客扱施設の他、貨物取扱施設や車両基地[1]があり、広い範囲に鉄道施設が設置されている。

歴史

1914年1月1日タイ国有鉄道南本線カンタン支線のトゥンソン分岐駅 - フワイヨート駅間の全通[2]に伴い、終着駅として開業。9か月後の10月1日パッタルン駅 まで路線が延長されたことにより途中駅となる。さらに1915年2月14日に当駅より北方のバーンナ駅まで開業したことにより分岐駅となる。 1916年にはバンコク方面への路線も全通した[2]

  • 1913年4月1日 【開業】フワイヨート駅 - カンタン駅 (49.26km)
  • 1914年1月1日 【開業】 トゥンソン分岐駅 - フワイヨート駅 (43.74km)
  • 1914年10月1日 【開業】トゥンソン分岐駅 - パッタルン駅 (88.93km)
  • 1915年2月14日 【開業】バーンナ駅 - トゥンソン分岐駅 (94.74km)

駅構造

単式1面及び島式2面の複合型ホーム3面3線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している。

駅周辺

南本線とカンタン支線の分岐点にある公園に退役した蒸気機関車277号機(1929年Hamomag製、製造番号10657[3])、が静態保存されている[4]

  • トゥンソンバスターミナル (500m)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 英語版「タイ国有鉄道」(en:State Railway of Thailand)の主要駅(Main Stations)に関する記事による。
  2. ^ a b 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年) p.31
  3. ^ 高田隆雄 『タイ国の蒸気機関車』 (エリエイ出版部、1978年)p.18
  4. ^ 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)p.203

参考文献

  • 高田隆雄 『タイ国の蒸気機関車』 (エリエイ出版部、1978年)
  • 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
  • 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「トゥンソン駅」の関連用語

トゥンソン駅のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



トゥンソン駅のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのトゥンソン駅 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS