トゥンジャ川とは? わかりやすく解説

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トゥンジャ川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 21:06 UTC 版)

トゥンジャ川(Тунджа、Tunca)
ヤンボルを流れるトゥンジャ川
延長 257/350 km
流域面積 7,884 km²
水源  ブルガリア、ボテフ峰
流域  ブルガリア トルコ
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トゥンジャ川ブルガリア語: Ту̀нджа, トルコ語: Tunca)とは、ブルガリアトルコを流れる河川である。旧称はトンズス川(Tonzus)。流域面積は7,884km2[1]、長さは257km[2]/350km[1]

トゥンジャ川はマリツァ川の支流の中で最大の川である[1]。ブルガリア内に約50の支流を持ち、モチュリツァ川、ポポフスカ川、シナポヴスカ川などが主要な支流に上げられている[1]

川の水源はバルカン山脈(スタラ・プラニナ)のボテフ峰英語版東麓に存在し、河水はカザンリュク地方を東に進み、ヤンボル付近で南に向きを変えてトルコ領に向かう[1]。ブルガリア南東部の主要都市であるカロフェル、カザンラク、ヤンボル、エルホヴォは、トゥンジャ川によって結ばれている[1]。トルコ領に入った後、トゥンジャ川はエディルネ付近でマリツァ川と合流する。

トゥンジャ川は3月から5月にかけて豊水期を迎え、7月から10月は渇水期にあたる[2]。川の流域には農業地帯が形成されており、中流域に建設された2つのダム湖は農業用水と生活用水を供給している。

脚注

  1. ^ a b c d e f 中島「トゥンジャ川」『世界地名大事典』4、1967頁
  2. ^ a b コンサイス外国地名事典』第3版、632頁

参考文献

  • 中島茂「トゥンジャ川」『世界地名大事典』5収録(朝倉書店, 2016年3月)
  • コンサイス外国地名事典』第3版(三省堂編修所編, 三省堂, 1998年4月)



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