アンカーン・カンラヤーナポンとは? わかりやすく解説

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アンカーン・カンラヤーナポン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/18 09:15 UTC 版)

アンカーン・カンラヤーナポン
อังคาร กัลยาณพงศ์
誕生 1926年2月13日
タイ ナコーンシータンマラート県
死没 (2012-08-25) 2012年8月25日(86歳没)
タイ バンコク
職業 詩人 画家
国籍 タイ
代表作 『プーカドゥンの歌』『詩人の決意』
主な受賞歴 東南アジア文学賞(1986), 国家芸術家(1989)
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アンカーン・カンラヤーナポンอังคาร กัลยาณพงศ์, 1926年2月13日 - 2012年8月25日)はタイ詩人ナコーンシータンマラート県出身。

略歴

アンカーンは、1926年2月13日ナコーンシータンマラート県で生まれる。幼少のころより絵や詩を得意とし、高校時代には困難な定型クローン詩も手がける。シラパコーン大学絵画・彫刻・版画学部を卒業。スワンニー・スコンターと交友し、詩作に励んだ。1972年、サティエンコーセート・ナーカティープ財団より詩人の業績を称え表彰を受けている[1]。1986年、『詩人の決意』で東南アジア文学賞を受賞。1989年、国家芸術家の指定を受ける。

2012年8月25日、病気のためバンコクのサミティウェート病院で死去[2]。86歳没。

作品

詩集

  • 『プーカドゥンの歌』1973年
  • 『詩人の決意』1986年

邦訳

  • 岩城雄次郎 編訳 「アンカーン・カンラヤーナポン」『タイ現代詩選‐アジアの現代文芸[タイ]⑧』財団法人大同生命国際文化基金 1994年 p.42-58。以下収録5篇[3]
    • 『アユタヤ』
    • 『詩人の決意』
    • 『芸術を蔑する者』1958年
    • 『海を掬い取る奴』1963年
    • 『失恋』1964年
  • 吉岡みね子編訳・タイ国言語・図書協会編『ナーンラム―タイ作家・詩人選集―アジアの現代文芸[タイ]⑥』財団法人大同生命国際文化基金 1990年 p.339-343。
    • 『世界にかける花環』1980年

脚注

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  1. ^ 吉岡みね子編訳・タイ国言語・図書協会編『ナーンラム―タイ作家・詩人選集―アジアの現代文芸[タイ]⑥』財団法人大同生命国際文化基金 1990年 p.385。
  2. ^ National artist Angkarn dies Bangkok Post 2012年8月25日閲覧
  3. ^ 岩城雄次郎 編訳 「アンカーン・カンラヤーナポン」『タイ現代詩選‐アジアの現代文芸[タイ]⑧』財団法人大同生命国際文化基金 1994年 p.42-58。




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