ドラムスタイル
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DEAD ENDの頃のドラムスタイルが取り上げられがちだが、20代後半にフォームを大きく改造(本人談)、“無駄な力を極力抑え、フルパワー時には腕をムチのようにしなやかに振り下ろす”というものへ変化している。 『SABER TIGER』や『RED』の頃に現在のセッティングの原型(ハイチューニングのスネアや、大口径のバスドラム、タム1点、フロアタム1〜2点、クラッシュシンバル1〜2点、スプラッシュシンバル、大口径のライドシンバル)を確立。現在はこれらからスプラッシュシンバルを取り除いたものがメインとなっているが、2008年の奥田民生のツアーではティンパニーが2台組み込まれた。 演奏ごとに閃きで演奏するため、同一曲でも即興を交えてドラムパターンを変奏することが多い。
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ドラム・スタイル
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「チャーリー・ワッツ」の記事における「ドラム・スタイル」の解説
チャーリーのドラミングは特徴的である。通常のドラマーは8ビートではハイハットを連打し続けるが、彼の場合はスネアドラムのサウンドをより鮮明に浮き立たせるため、左手でスネアを叩く時はハイハットを叩かなかった(ただし、曲によっては連打する場合もある)。"省エネ奏法"と呼ばれるこのプレイスタイルこそがストーンズ独特のグルーヴを生み出したという声も数多い。本人は「僕も指摘されるまで、自分がそう叩いてる事に気が付かなかったよ」と語っており、自身の手癖がそのまま定着したものと思われる。左手はスティックをレギュラーグリップで握っている。ストーンズとしてデビューしてからしばらくの間は、周りの勧めもあってマッチドグリップを使って叩いていたが、どうしても馴染めず1967年頃からレギュラーグリップに戻した。フィルインやシンバルの使い方にも彼の独自性を見出すことが出来た。 デビュー当初はラディック製のドラムセットを使っていたこともあるが、1970年のツアーからグレッチ製のドラムセットを使用するようになる。1978年頃のツアーから1957年製のグレッチのドラムセットを愛用しており、1バス・1タム・1フロアというシンプルな構成であるが、左側(向かって右)のクラッシュ・シンバルにチャイナ・シンバルを使っているのが特徴的。スネアドラムは晩年はdw製のスネアドラムを使用していた。楽器は衣装が見える様に低くセッティングされる。スティックはヴィックファース製の14.9×406サイズの物を使用。チップはティアドロップ型で、ジャズ・セッションも多くこなす関係上、繊細な音を出すためにサイズは小さめである。同社より自身のオリジナル・モデルも発売されている。 キース・リチャーズはチャーリーのドラムに全幅の信頼を寄せており、「チャーリーでなければローリング・ストーンズとは呼べない」など賞賛のコメントを数多く語った。チャーリーもまた「キースの音さえ気にしていれば、バンド全員の音にまで気を配る必要はない。僕は彼のギターに従うまでさ」と言っている。 前述の通りジャズ志向が強く、尊敬するドラマーもトニー・ウィリアムスやバディ・リッチ、アート・テイラーなどをはじめとしたジャズ畑の人物が多いが、今まで出会った中で最高のドラマーを訊ねられた際には、ジョン・ボーナムであると即答している。
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