株式会社東海セイムス (とうかいセイムス、英 : Tokai Seims Inc. )は、富士薬品 の子会社 であったレモン、森山薬局、ドラッグストアキリンの3社が親会社 の事業再編の一環で合併 を行い、新たに設立された企業 。
前身企業
株式会社レモン
愛知県 東海市 に本社 を置き、「ドラッグストアーレモン」を愛知県や岐阜県 [ 2] に16店展開していた(現在はすべてセイムスに転換、もしくはユタカファーマシーに店舗譲渡し、レモンという看板で営業している店舗は存在しない)。1976年5月設立、資本金4000万円。2003年10月子会社化。合併前は、単独でホームページ も公開しており、レモンカードというオリジナルカードも持っていた。2009年の売上で46億円。尚、合併前はカルナドラッグ(本社、愛知県豊川市小坂井町)をフランチャイズ店舗としていたが、合併後は分離している。
株式会社森山薬局
三重県 松阪市 に本社を置き、「ドラッグモリヤマ」「くすりの森山」を三重県、和歌山県に23店舗、「ドラッグセイムス」を4店舗展開していた(現在も、一部ドラッグモリヤマの看板で営業している)。1986年7月設立、資本金4000万円。2004年4月に子会社化。現在、東海セイムスの本社機能は森山薬局本社の場所にある。2009年の売上で76億円。
株式会社ドラッグストアキリン
和歌山県 御坊市 に本社を置き、「スーパードラッグキリン」「キリン薬局」を和歌山県中南部に9店舗展開していた(現在も、一部スーパードラッグキリンの看板で営業している)。企業設立1989年10月、資本金は1000万円。2004年2月子会社化。2009年の売上で40億円。大阪府地盤の大手キリン堂や広島県地盤のキリン堂薬局とは別会社である。公式ホームページを持ったことはない。
1976年 5月 愛知県東海市に「ドラッグストアーレモン東海店」を創業。
1977年 10月 愛知県東海市に有限会社レモンを設立。
1984年 7月 三重県松阪市に「森山薬局本店」を創業。有限会社レモンが株式会社レモンに商号変更。(本店所在地は愛知県東海市)
1984年8月 三重県松阪市に有限会社森山薬局を設立。
1988年 5月 和歌山県日高郡由良町に「スーパードラッグキリン由良店」を創業。
1989年 1月 和歌山県御坊市に株式会社キリンを設立。
1995年 9月 有限会社森山薬局から株式会社森山薬局に商号変更。(本店所在地は三重県松阪市)
1997年 7月 株式会社キリンから株式会社ドラッグストアキリンに商号変更。(本店所在地は和歌山県御坊市)
2003年 10月 株式会社富士薬品が株式会社レモンへ資本参加
2004年 3月 株式会社富士薬品が株式会社ドラッグストアキリンの全株式を取得
2004年4月 株式会社富士薬品が株式会社森山薬局の全株式を取得
2010年 4月 株式会社レモン、株式会社ドラッグストアキリン及び株式会社森山薬局が解散し、株式会社東海セイムスを設立
2011年 11月 大阪府 貝塚市 に「ドラッグセイムス貝塚脇浜店」をオープンし、大阪府に初出店。
2012年 9月 奈良県 橿原市 に「ドラッグセイムス橿原醍醐店」をオープンし、奈良県に初出店。
2013年 4月 滋賀県 栗東市 に「ドラッグセイムス栗東苅原店」をオーブンし、滋賀県に初出店。(その後閉店)
2016年 4月 株式会社ユタカファーマシー、株式会社東海セイムスの間で地域戦略の明確化と経営の効率化を目的とした店舗譲渡を実施(岐阜県の店舗はユタカファーマシーに転換)
店舗
ドラッグセイムス熊野有馬店、三重県熊野市 にて、2021年10月撮影
設立当初はドラッグモリヤマ29店舗(三重県・和歌山県)、ドラッグストアーレモン21店舗(愛知県・岐阜県)、スーパードラッグキリン9店舗(和歌山県)の計59店舗。
愛知県、三重県、和歌山県、岐阜県、大阪府、奈良県および滋賀県に展開していたが、店舗譲渡・閉店により岐阜県・滋賀県の店舗は現存しない。
現在の店舗は
関連項目
脚注
^ a b c 株式会社東海セイムス 第15期決算公告
^ 全て岐阜薬局(2007年破産。現存する岐阜薬局(スマイル)とは別会社)からの転換店舗。
外部リンク
消滅・撤退
パワーズドラッグ(富士薬品子会社モリキに吸収)
ドラッグトマト・ポテトカンパニー(ツルハに吸収)
アルファ(富士薬品子会社の後、東北セイムスに統合)
シバタ薬品
ジャストドラッグ(富士薬品の子会社になった後、関東セイムス(ジャストドラッグの旧ライズ店舗はモリキに移譲)に統合、屋号は継続)
篠田薬局(富士薬品に事業譲渡)
シブヤ薬局(bigドラッグを経営していたがセイジョーに吸収合併)
いわい (セイジョーに事業譲渡)
コーエイ (住商ドラッグストアーズと経営統合)
東京エコー(破産)
信陽堂薬局(ツルハにドラッグ事業譲渡した後破産)
クスリのカツマタ (住商ドラッグストアーズに事業統合)
村山快哉堂
ウイング湘南(アイロムロハスに店舗譲渡)
仁天堂(店舗をリバースに譲渡)
ドラッグマックス・健康家族 (ドラッグマックスに吸収、現マツモトキヨシ甲信越販売)
中島ファミリー薬局(マツモトキヨシ甲信越販売に吸収、屋号は存続)
なかや(ウエルシア関東に経営統合)
ナガタ薬局 (ウエルシア関東に吸収)
ドラッグフジイ (ウエルシア関東に吸収)
薬のタムラ (富士薬品、後にモリキに事業統合)
くすりの寺田(ツルハに店舗譲渡)
清水ドラッグストアー(倒産後サンドラッグが支援し太陽キャピタルとして経営 → サンドラッグ東海)
シーズアンドアーパス ・白沢ドラッグ ・東洋薬局 (合併してジップドラッグ 。屋号は存続)
レモン
森山薬局
ドラッグストアキリン (東海セイムスに経営統合、屋号は継続)
ホップスドラッグ(松ノ木薬品と合併)
松ノ木薬品・神薬堂・マルゼン(ライフォートに吸収)
関西薬品(共栄ファーマシーズに店舗譲渡)
國廣薬品(セガミメディクスに吸収合併)
笹岡薬局 ドラッグコスモ21(西日本セイムスに経営統合、屋号は継続)
メディコ21 (レデイ薬局と合併。屋号は存続)
くすりのありあけ (破産)
くすりのみよし(破産)
ABCドラッグ
飯塚薬品 (スギ薬局に吸収)
ニッショードラッグ (キリン堂に吸収)
寺島薬局(ドラッグストア事業をウエルシア関東に事業譲渡、介護事業に特化してウエルシア介護サービス となる)
スズラン薬局 ・セイジョー ・ジップドラッグ ・ライフォート (セガミメディクスに吸収、現ココカラファインヘルスケア、各社の屋号は存続)
スパーク(ツルハに吸収)
モリス (ドラッグストア事業をモリスリテールに分社化した後、マツモトキヨシHDの子会社を経てマツモトキヨシ中四国販売に吸収)
コダマ (ココカラファインヘルスケアに吸収、屋号は存続)
南天堂(破産)
ドラッグストアバイゴー (富士薬品に吸収、屋号は存続)
倉持薬局 (カワチ薬局に吸収、屋号は存続)
高田薬局 ・ウエルシア関西 (ウエルシア薬局に吸収)
関東セイムス(富士薬品に吸収)
ダルマ (マツモトキヨシ東日本販売に吸収)
イタヤマメディコ (マツモトキヨシ甲信越販売に吸収)
ラブドラッグス (マツモトキヨシ中四国販売に吸収)
タキヤ (ウエルシア薬局に吸収)
CFSコーポレーション (ウエルシア薬局に吸収)
杉浦薬品 (マツモトキヨシに吸収)
トウブドラッグ (マツモトキヨシへ会社分割により承継、法人はマツモトキヨシファーマシーズに吸収)
リバース(ツルハに吸収)
かもめ (ツルハに事業譲渡した後清算)
ウエダ薬品(ツルハに吸収)
エスロード (東北セイムスに吸収)
ノザキ薬品 (九州セイムスに吸収、屋号は存続)
ドラッグ・オゾン(スマイルドラッグに吸収)
ニュードラッグ(クリエイトエス・ディーに吸収)
キリン堂薬局 (親会社に事業譲渡の上ザグザグのフランチャイズ化)
弘陽薬局(マツモトキヨシに吸収)
コヤマ薬局(サンメディックに吸収)
クラフト (ドラッグストア事業をサクラドラッグとして分社化しツルハに譲渡)
東北セイムス(モリキに吸収)
一本堂 (ウエルシア薬局に吸収)
ジュンテンドー (ウエルシア薬局に事業譲渡)
示野薬局 (マツモトキヨシ甲信越販売に吸収、屋号は存続)
スマイルドラッグ (富士薬品に吸収)
上新電機 (ウエルシア薬局に事業譲渡)
金光薬品 (ウエルシア薬局に吸収)
とをしや薬局 (ウエルシア薬局に吸収)
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