ドクタケ六人衆
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2巻でドクタケ忍者が初登場した際、先代お頭の部下として登場した六人。第63巻では「ドクタケ忍者の上位六人」と紹介されているが、そのような描写は少ない。 風鬼(ふうき) 声 - 笹岡繁蔵(第1期 - 第5期、映画版第1作)→大友龍三郎(第5期 - 、映画版第2作) ドクタケ忍者隊隊員。36歳、射手座、A型。2巻初登場。ドクたま・ふぶ鬼の父親。 八方斎の側近の、痩身の男性。八方斎よりも身長が高く、歯をむき出して笑う。八方斎のお気に入りで、ドクタケ忍者の中で最も出番が多いが、ドジで失敗が多い。また、風呂を浴びて上機嫌になる、お化けが苦手など、人間臭い面もある。アニメ版では主役回も多数あり、特にふぶ鬼の登場以降は、息子思いの悩める父親として描写されるようになり、優しい面も見せている。ヘアピースをつけてふぶ鬼に変装し、忍術学園に秘密を探りに潜入することもあるが、あまりにも分かりやすい変装のため誰も騙されず、息子のふぶ鬼でさえ拒否反応を示す。私服姿もたびたび披露。第22巻では少しだけサングラスが外れており、その時は目が点だった。 雨鬼(うき) 声 - 掛川裕彦(第2期 - 、映画版第1作、第2作) ドクタケ忍者隊隊員。第2巻初登場。 太っていて、髭を生やしている。クールな面もあるが頭がいいわけではなく、カッコつけたセリフを言って周りからどやされる。第32巻で私服姿を披露。ドクタケ忍者隊で2番目に体重が重い。 アニメ版では、原作よりもドンくさい性格として描かれ、鼻の形など、デザインがやや異なる。風鬼の次に出番が多い(風鬼と違い主役回は少ないが、何らかの形でほぼ毎年しゃべっている)。雲鬼・雪鬼と行動を共にしていることが多く、特にアニメ版初期は、この3人と風鬼を合わせた4人ばかりが登場していた。 雲鬼(うんき) 声 - 鈴木清信(第10期)→中嶋聡彦(第11期 - 第25期、映画版第1作)→増岡太郎(第26期 - )、植倉大(第18期代役) 演 - 木下通洋 ドクタケ忍者隊隊員。第2巻初登場。 四角い顔で、常に困ったような表情をしている。第63巻では「冷静沈着」と紹介された。 雪鬼 (せっき) 声 - 千葉一伸(第10期)→木村雅史(第11期 - )、岩永哲哉(第16期代役)、山崎たくみ(映画版第1作) ドクタケ忍者隊隊員。第2巻初登場。 細面が特徴で、よく尖った顎を突き出すように横を向いている。チョビ髭をはやしており、自然薯居士の指導でチョビっと幻術が使え、63巻で術を披露した。ただし、第28巻では風鬼・雨鬼・雷鬼・霰鬼・霞鬼・露鬼・霜鬼・霧鬼らも幻術を習っており、なぜ雪鬼のみ幻術が使える、という設定になったのかは不明。 雷鬼(らいき) 声 - 菅原淳一(第11期 - )→鈴木清信(第16期、第18期、第27期) ドクタケ忍者隊隊員。第2巻初登場。 割れた顎が特徴。ドクタケ忍者隊のガンマンで、山田伝蔵や佐武昌義と互角に撃ち合うほどの名手。やや尊大な性格で、八方斎のように顎が枠線からはみ出している。様々な忍び装束を使い分けるが、チョイスが不自然。曇鬼らとの会話を見るに、ドクタケ忍者の中では格が上らしい。第21巻で私服姿を披露。 光鬼(こうき) 声 - 中田隼人(第17期)→白熊寛嗣(第19期、第20期、第22期、第23期、第24期) ドクタケ忍者隊隊員。第2巻初登場。第28巻で名前判明。 無精髭が特徴。冗談が通じない。初登場時は茶店の主人に化けて乱太郎達を毒殺しようとするも、乱太郎たちが「冗談」で頼んだゲテモノ料理を作ってしまったことにより料理に手を付けてもらえず、失敗に終わる。逆に第29巻のサバイバル訓練では、ユキに毒を飲まされ倒れた。ドクタケ水軍として登場することも多い。 アニメオリジナルでは、第19期「冗談の通じない光鬼の段」という主役回がある。
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