トヨタ・カムリソラーラとは? わかりやすく解説

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トヨタ・カムリソラーラ

(トヨタ・ソラーラ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/09 05:58 UTC 版)

カムリ ソラーラCAMRY SOLARA)は、トヨタ自動車米国トヨタ自動車販売)によって北米にて生産・販売された、2ドアクーペおよび2ドアコンバーチブルである。

概要

カムリを基盤とし、カムリのクーペ仕様であるXV10型カムリクーペ(日本ではセプタークーペとして販売)の後継車として発売された。先代よりスタイリッシュでスポーティなデザインを採用し、サスペンションエンジンもチューニングした。クーペは1998年後半に1999年モデルイヤーとして発売され、コンバーチブルは2000年セリカクーペの後継車として発売された。生産はアメリカ合衆国のトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ケンタッキー(TMMKとカナダのトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・カナダ(TMMC)で行われた。

2代目は2003年にクーペが2004年モデルイヤーとして発売され、コンバーチブルは2004年2005年モデルイヤーとして発売された。2008年12月に生産が終了、翌2009年に販売が終了した。

初代ソラーラ(フェイスリフト前)

初代(1999年-2004年)XV20型

1998年1999イヤーモデルとして発売された。エンジンはセダン同様直列4気筒2,200 ccの5S-FEV型6気筒3,000 ccの1MZ-FEが設定され、5速MTまたは4速ATが組み合わされた。駆動方式はFFのみ。

2001年マイナーチェンジ。直4エンジンを2,400 ccの2AZ-FEに変更。

2代目(2004年-2009年)XV30型

トヨタ・カムリソラーラ クーペ&コンバーチブル(2代目)
XV30型
コンバーチブル(フェイスリフト後)
概要
販売期間 2004年 - 2009年
デザイン CALTY
ボディ
乗車定員 5人/4人
ボディタイプ 2ドアクーペ/コンバーチブル
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン 2.4 L 2AZ-FE 直4
3.3 L 3MZ-FE V6
総排気量 3,311 cc
最高出力 210 hp(157 kW)/5600 rpm
最大トルク30.4 kg・m(298 nm)/3600 rpm
燃料=無鉛レギュラーガソリン
変速機 4速AT・5速AT・5速MT
車両寸法
ホイールベース 2,720 mm
全長 4,890 mm
全幅 1,816 mm
全高 1425 mm/1,435 mm
車両重量 1560 kg/1640 kg
その他
ブレーキ 前後 ディスク
タイヤサイズ 前後 215/55R17
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2004年登場。ヘッドランプがさらに吊り目状となり、V6エンジンが3,300 ccの3MZ-FEに変更された。また、新たにマニュアルモード付き5速ATが設定された。シート(トリムレベル)は6種類が用意されている。2007年モデルでフォグランプ形状やリアエンブレムなどが変更され、リアコンビネーションランプのLED化などが行われた。

ソラーラの生産終了と入れ替わるように、ケンタッキー工場ではカムリのプラットフォームを用いたクロスオーバーSUVの初代ヴェンザ(2008 - 2017)の生産が開始されている。

関連項目

外部リンク

クーペ

コンバーチブル




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