トオルの関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 16:48 UTC 版)
「サイコメトラーEIJI」の記事における「トオルの関係者」の解説
リーグ関連は除く。 牧原 宗光(まきはら むねみつ) トオルの実父で、与党所属の大物政治家。清濁併せ呑む政治家で、心身を鍛えている空手の達人。既に故人である本妻との息子・一馬と、非嫡出子のトオルにも同等に目をかけている。トオルの武術の師でもある。メインでの登場は少ないが、「CASE12:カンナビス」では、一馬誘拐事件を早々に狂言と見抜いた上で老練に対処するなど、泰然とした大物ぶりを見せる。ただし、弟子入りしてきた国光を預かった際には、彼の破天荒ぶりに、口をあんぐりと開けるなどの描写が見られる。 ドラマ版では2期に登場し、トオルの設定変更に伴い章吉の父となっている。また、当時は下の名前が明らかになっていなかったため、「剣之介」という名前になっている。息子の章吉とは少々折り合いが悪かったが、最終話で和解した。 牧原 一馬(まきはら かずま) トオルの腹違いの兄で、牧原宗光の嫡出子。大学に通うインテリ的な青年。いずれ父の後を継いで政治家となることを公言する。弟・トオルに対して複雑な感情を抱いており、亡くなった母の手前、邪険に扱うような態度をとるものの、本心では兄として扱われたい気持ちがあった。 「CASE12:カンナビス」で登場し、自身の株取引の損失を補填するため狂言誘拐を企てる。計画は成功するものの、トオルに目をかける幾島の思惑もあって誘拐犯のカンナビスから逆に命を狙われる立場となってしまう。一連の騒動の中でトオルに命を助けられて和解し、以降は前よりもだいぶ性格が丸くなっている。 江川 瞳(えがわ ひとみ) 「CASE8:屍の街」から登場。トオルの母親で、牧原宗光の妾。元女優(第2部「Case9」)。個人イタリアレストランを開いているオーナー兼シェフ。息子・トオルの年齢から少なくとも30代後半以上だが、若々しい美人。おっとりしたように見えるところもあるが、トオルの母かつ大物政治家の愛人らしい芯の強さがある。素材や調理にはこだわっており、味は確かで殺人シェフこと青木は、味は有名料理店にも劣らず、値段も良心的な店と評価していた。 基本は端役ながら「CASE9:殺人シェフ」では、犯人・青木の勘違いからその標的となってしまう。青木に拘束されてしまうも、冷静に青木の料理の問題点に気づいて指摘し、最終的には料理人失格の烙印を押して青木を自滅させる。普通なら激昂した犯人に殺されてしまうかもしれない展開で犯人に啖呵を切るなど、さすが大物政治家の愛人として志摩や映児に関心される。 ドラマ版では章吉の母として登場した。
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