デジタル化後の動向
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 07:56 UTC 版)
「日本における携帯電話」の記事における「デジタル化後の動向」の解説
現代の携帯電話端末では着信の際、発信者が非通知設定・通知不可能・公衆電話発信の回線等でない限り、ディスプレイに発信者番号が表示される(固定電話のナンバーディスプレイと同等の機能)。また、端末の電話帳機能に登録している番号に合致した場合には、登録した名前も表示できるものもある。この機能を悪用した、ワン切りという問題がある。 着信音に用いる音楽を着信メロディ、操作しない状態でディスプレイに表示されている画面を待受け画面と呼ぶ。最近では着信音を歌唱音声を含めた音楽データ(着うた)に設定できる機種もある。現代では着信番号に連動して、着信時の演奏曲を設定できる機能がほとんどの端末にある。 2000年頃からの携帯電話は多機能化しており、インターネットに接続できる機種(iモード、EZweb、Yahoo!ケータイなど)や、デジタルカメラを内蔵して静止画を撮影可能な機種(写メール、iショット、フォトメールなど)、さらには動画撮影ができる機種(ムービー写メール、iモーション、ムービーメールなど)、アプリケーションをダウンロードして実行できる機種(iアプリ、S!アプリ、EZアプリ(Java)、EZアプリ(BREW)(現・EZアプリ(B))、オープンアプリプレイヤー(のちEZアプリ(J)に発展) など)も多い。一部、テレビ電話も出来るようになった(FOMA/SoftBank 3G/CDMA 1X WIN)。 一方、多機能化により2003年頃から、電話機に組み込まれたソフトウェアの不具合(バグ)が頻発しているが、キャリアショップへの持込みによるソフトウェア書き換えの導入や、エアダウンロードによるネットワーク経由でのソフトウェア更新技術の導入により端末の回収、全交換に至るものは減少している。ただし、ソフトウェアの書き換えに失敗した場合、移動機内部のデータ消失や起動不可能になるケースもあり、万全の準備をして手順どおり書き換えを行うべきである。 2006年にワンセグ放送が始まったのに伴い、ワンセグ対応端末も発売された。放送開始時はP901iTV・W33SA・905SHの3機種が販売された。
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