キャリアショップとは? わかりやすく解説

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キャリアショップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/19 11:26 UTC 版)

ドコモショップ茨木新庄店(大阪府茨木市、2008年)
auショップ今福鶴見大阪市城東区、2012年)
ソフトバンクショップ ソフトバンク阪急茨木大阪府茨木市、2008年)
ワイモバイルの販売店 ワイモバイル梅田OS(2014年)

キャリアショップは、携帯電話PHSなど通信キャリアのブランドを冠した販売店であり、そのキャリアの専売店である[1]。海外では、オペレータショップという名称が一般的。

概要

元々は、エヌ・ティ・ティ・ドコモグループ(当時)が手がけるものがドコモショップであったことから、「ショップ」と通称されるようになったといわれる。

現在、事業者直轄の店舗は、仙台クリスロードなどのごく一部のソフトバンクショップなどと極めて少数に限られており、他は代理店契約した事業者が展開している。なお、ドコモショップについては、直営拠点はドコモ・サービス(現在はドコモCS)などの子会社運営へ移管し、他の事業者は、かつてのウィルコムプラザを除けば、直営拠点そのものを閉鎖して支店事務業務にのみにした拠点がほとんどであるとされる。

2010年代以降は、通信事業者のショールーム機能を兼ねて都市部に大規模な旗艦店(NTTドコモの「ドコモ スマートフォンラウンジ」、KDDIの「au SHINJUKU」など)を開設するケースも増えている(一般的なキャリアショップと同様に各種手続きも受け付けている)。

2020年代に入ると個人への需要が一巡して飽和状態となり各ショップの収益は頭打ちとなった。このためショップを運営していた企業が事業譲渡を行う、撤退するなどの変化が見られた[2]

種類

過去に存在した種類

  • NTTパーソナルショップ…NTTパーソナルグループ→パルディオショップ…ドコモPHS専業のショップ
  • セルラースポット/IDOプラザ - 現在はauショップに転換
  • ツーカーショップ - 現在はauショップに転換
  • デジタルツーカーxx店・xx支店→J-フォンショップxx→ボーダフォンxx…現在のソフトバンクモバイルのショップ店(名称としては、ソフトバンクxx。xxは「仙台クリスロード」などの拠点名が入る)
  • アステルショップ - アステル東北東北インテリジェント通信(TOHKnet)の営業所(アステル終了後、支社に格上げ)に併設された拠点。
  • アステルプラザ - アステル東京が展開していた。2003年9月に全店閉鎖。
  • ポケットショップ、エッジプラザ - 元々DDIポケットの専売店としてポケットショップが存在したが、H"(エッジ)ブランドの導入とともにエッジプラザ名の専売店が開店。しかしポケットショップ名で営業を続けた店舗も存在し、ポケットショップとエッジプラザが共存していた。
  • イー・モバイル - 設立当初は赤坂にのみ設置されていたが、2010年1月8日以降、順次、単独店舗に加え、全国の家電量販店へ併設する形で、キャリアショップ機能を開設し、拡充する方針。2013年7月以降、ウィルコムスポットを順次全店に併設し、一部のウィルコムの業務を行う体制に移行した。
  • ウィルコムプラザ(元はすべて直営だったが、ソフトバンク系列に入る前後以降、大半が代理店運営に順次移行)、ウィルコムカウンター(すべて代理店による運営。うち、一部はウィルコムプラザに昇格している。末期には、家電量販店に併設されるケースもあった)

脚注

  1. ^ 携帯市場の飽和を受けて、キャリアショップはどう変わる? (1/2) Business Media 誠、2008年6月4日(2014年10月30日閲覧)。
  2. ^ 伊藤忠も手放した!ケータイショップの「落日」”. M&A Online (2023年1月5日). 2023年1月8日閲覧。

キャリアショップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 18:07 UTC 版)

イー・モバイル」の記事における「キャリアショップ」の解説

イー・アクセス家電量販店店頭ADSL回線加入契約を行う戦略で、イー・モバイル同様にWeb上のオンラインストアと、量販店携帯電話コーナーでの販売注力してきた。2009年9月1日同社初の専売拠点いわゆるキャリアショップ)を、港区赤坂開店した参照イー・モバイル赤坂)。これまで回線契約数増加に伴い電話サポート体制拡大してきたが、他社のようなキャリアショップ設置はなかった。 2010年1月8日より、順次ショップ拡大することになり、これに併せて当初赤坂のような単独店舗だけではなくソフトバンクモバイル実施している量販店併設型のショップ開設を行うことになった。これにより、量販店でも単独立地のキャリアショップ同様の各種変更手続き出来るようにしていく方針。ただし、オプション商品については、取り扱い最初ら行っていなかったり取りやめたりしている拠点もあり、オンラインショップ利用アナウンスしている。 また、スポット」と称する店舗開業なされているが、キャリアショップに比べて取り扱い内容が各スポットにより絞られ方が異なるため、利用内容によっては注意する必要がある。 なお、2010年6月開設されイー・モバイル スポット成田空港第1および同第2、2010年10月開設されイー・モバイル スポット羽田空港新国ターミナルは、テレコムスクエア運営であり、同社カウンターである、「モバイルセンター」に各々併設されている。 なお、「スポット」は、2013年7月以降順次ウィルコムプラザ併設されイー・モバイル専業店空白域などでの補完を行うことになる。このためスポット称する拠点は、順次テレコムスクエア運営空港店舗3拠点ウィルコムプラザ併設のものとに集約されそれ以外拠点はキャリアショップ昇格整理統合されることになった2014年8月より、ウィルコムプラザおよび一部ウィルコムカウンターとのブランド統合サービスレベル統一に伴いショップ店名称が「ワイモバイル」に統一されたため、2014年7月以って、「イー・モバイルブランドショップ消滅した

※この「キャリアショップ」の解説は、「イー・モバイル」の解説の一部です。
「キャリアショップ」を含む「イー・モバイル」の記事については、「イー・モバイル」の概要を参照ください。

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