デジタル原稿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/06 03:03 UTC 版)
原稿作成側の制作環境と、印刷所が対応している入稿環境が一致している必要がある。主に対応している環境にはPhotoshop、Illustrator、InDesign、QuarkXPress、ComicStudioなどがある。ただし、同じソフトでもバージョンによって対応していない場合があるので注意を要する。 カラー原稿の場合は、RGBではなくCMYKで色変換する必要がある。しかし2017年現在では独自のプロファイルや「RGB色変換エンジン」を使用し、RGB原稿でもパソコンモニターのイメージ色調に限りなく近い印刷を実現している印刷会社も増えてきている(あくまで「限りなく近い」であり、モニターの色調と完全に一致する訳ではない点に注意。厳正な色管理をしたいならばCMYKでの入稿が望ましい)。 解像度はカラーの場合、350dpiが望ましい。基本的なカラー印刷のスクリーン線数が175lpiで製版されるからである。高精細印刷やハイビジョン印刷ではこれよりも解像度を高くしたほうが綺麗な仕上がりが望まれる。本文白黒印刷の場合、カラーよりも高精細な600dpi以上を推奨する所が多い。
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