デジタル印刷の出現
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 01:47 UTC 版)
古代から印刷には必ず版が必要とされていたが、1990年代以降、製版データは作成するが実用版(刷版)を出力しないデジタル印刷が出現した。 技術的な意味での世界初のデジタルカラー印刷機は1991年にドイツのハイデルベルク社が発表したGTO-DIとされている。 1993年にはイスラエルのインディゴ社が電子写真方式のE-print1000を発表した。電子写真方式の印刷機に用いられるエレクトロインキはブランケット胴に残らず、一回転ごとに異なる画像を印刷できる画期的なものであった。 一方、インクジェット方式は1990年代に日本でデジタルカメラとともに流行。産業用のインクジェット方式のプリンタは2011年頃から大型のものが次々と登場した。
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