ダーク・ラヴァーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 22:22 UTC 版)
「ぴちぴちピッチの登場人物」の記事における「ダーク・ラヴァーズ」の解説
ガクトが城に幽閉されていた頃に、孤独をまぎらわすために深海の生物から作り出した4人の水妖たちで、彼女たちも深海で孤独な日々を過ごしてきたためガクトに対する忠誠心は高く、それゆえ互いにライバル視する。また、途中から4人で団結して戦うようになる。 アニメ版の序盤ではマーメイドプリンセスたちと対等に戦い、ガイトからも期待されるが、後半では間の抜けたやられ役となり、ガイトからも冷たい態度を取られる。終盤、マーメイドプリンセスの歌でガイトがダメージを受けた際に、自分たちの姿を犠牲にして残っている力をすべてガイトに与える(原作ではガクトが消耗したために元の姿に戻る)。普段は冷たい態度をとるガイトも、そのときは礼を口にする。最後は崩れゆく城に残るガイトと運命を共にする。 イズール 声 - 石塚さより ダーク・ラヴァーズの一人で、水で作った竜を操ることができる。 ダーク・ラヴァーズの中でも年長者で、極めてまともな感性の持ち主でもある。 ガクトの命令を受け、マーメイドプリンセスから真珠を奪いにやってくる。陸上では人間の足をしているが、水中ではマーメイドプリンセス同様に人魚になる。 本来の姿はサメ。 原作者である花森の担当の名前をもじってつけたらしい。 エリル 声 - 松岡由貴 ダーク・ラヴァーズの一人で、海草を自在に操ることができる。アニメ版では風雨を操る能力を持つ。 普段は肩に垂らしたドレッドヘアの頭にバンダナを巻いており、肉食哺乳類のような耳と黒い翼を持っている。一緒に行動する4人の中では最も策略家だが、成功したためしがない。原作で唯一成功するのは、「頭に巻いたバンダナで耳を塞ぐ」という手段。アニメ版ではラジカセでマーメイドの歌を妨害する曲を流すなど他にもいくつか成功している。 普段はのっぺりとした間抜けな顔をしているが、回るのが好きで、そのあいだに一瞬で不気味な蛇顔になる。かなり調子に乗りやすい性格で子供っぽく、ダーク・ラヴァーズの中では最も間の抜けた性格をしている。名前の由来は花森ぴんくの姉「えりこ」から。 本来の姿はエイ。 ユーリ 声 - 本多知恵子 ダーク・ラヴァーズの一人で、外見は少年時のヒッポと同年代。渦や海草を操ることができる。また、ピアノを弾くことで相手を操ったり、爆発を発生させて直接ダメージを与えることもできる。アニメ版では物体を操ったり、幻影を発生させることも可能。普段は赤いゴシックロリータ調の服を着ている。 ヒッポと相思相愛の仲になり、それにより芽生えた恋愛感情に思い悩むが、ある日ヒッポから別れを切り出され、その後ヒッポの悲痛な心情を悟り、彼の思いを受け入れ互いに別れることを決意する。アニメ版ではアイドルやトップスターに憧れる一面を持っている。 本来の姿はカワハギ。 マリア 声 - 小林沙苗 ダーク・ラヴァーズの一人で、氷や吹雪で攻撃することができる。 初登場時は海斗を利用して、マーメイドプリンセスを誘き出そうとする。抜け駆けをして手柄を独り締めしようと企むが成功することはなく、ほかの3人から制裁を受ける。初期はガクトの側近として振舞う描写もあるが、沙羅が登場してからはなくなる。 本来の姿はリュウグウノツカイ。
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