ダイナチェア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 04:14 UTC 版)
「龍が如くシリーズの登場人物」の記事における「ダイナチェア」の解説
『5』に登場した遥の所属する大阪の芸能プロダクション。蒼天堀の南側に事務所を構えている。 朴 美麗(パク ミレイ) 声 - 朴璐美 ダイナチェアの社長。韓国籍として生まれ、幼少時に実の両親から虐待を受け、後に里親に引き取られてたまたまテレビで見たアイドルの姿に感銘を受けて日本一のアイドルになろうと大阪に移り住む。その後は勝矢や真島と出会い、真島と結婚したが、アイドルを続けるために独断で子供を中絶した事が原因で真島から離婚を告げられ、既婚事実などが世間に発覚したことでアイドルを辞める。社長としては同業者に対して厳しい上ワンマンが目立つが、母親を失った遥に優しく接する包容力もある。その後、勝矢の手助けもあって「日本一のアイドルを育て上げる」為にダイナチェアを設立し、後に遥に目を付けた上で元極道の桐生に育てられた事が世間に知られぬようにアサガオも経済的援助をするという異例の条件で桐生をアサガオから離れさせ、更には遥の才能を信じて日本ドームでのコンサートを開催させるために秋山のテストに合格して3億円の融資を受ける。その後は遥に夫から貰った万年筆をデビュー祝いとして渡したが、最後はその翌日に金井の命令で真島の手紙を奪取しようと動いていた荻田によって自殺に見せかけて殺害された。 堀江 博(ほりえ ひろし) 声 - 高塚正也 遥のマネージャー。人当たりが良く年若い遥に対しても誠実に接する好青年で、自身もアイドルファンであるということから人々に夢と希望を与えるアイドルという存在をサポートする仕事に誇りを持っている。また、詰めが甘い点も目立つが、メジャーデビューを目指す遥に売り込むために各方面に地道な営業活動を行ってライブやテレビ番組出演などの様々な仕事の話を取ってきている。秋山と同様に朴の自殺について疑問を持っており、調査を進める秋山に協力する。その後、遥と秋山がその事件について調査したところで金井に突き落とされるが、一命を取り留めてDREAM-LINEのコンサートに駆け付けた。 山浦 美沙(やまうら みさ) 声 - 永島由子 遥のボイストレーナー。歌手として活動していた経験を活かし、ボイストレーナーとしては関西でもトップクラスの腕前を誇っている。朴の死や堀江の入院などで遥のマネージメントやコンサートの運営を一挙に引き受けることになる。DREAM-LINE結成後は三人にボイストレーニングの指導を行う。また遥のサブストーリーでは、歌手時代にユニットを組んでいた倉田あゆと再会し、「ダンスさえ踊れれば歌は口パクでいい」という考えを持ったあゆと歌もダンスも真剣に取り組んでいる遥が揉めてダンスバトルをしたことがきっかけとなり、「本当は今でも歌手をやりたい」と語るあゆと「歌手は諦めたが遥に夢を託すことで芸能界で続けていられる」と語る自身とで互いに本音を打ち明け合い、憎まれ口を叩きつつも和解する。
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