タサ700形とは? わかりやすく解説

タサ700形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 06:44 UTC 版)

国鉄タサ700形貨車」の記事における「タサ700形」の解説

タサ700形は、1928年昭和3年)の車両称号規程改正によりオア27600形、オア27620形を改番誕生した形式である。オア27600形は1925年大正14年8月22日に3両(オア27600 - オア27602→タサ700 - タサ702)が日本車輌製造にて、オア27620形は1927年昭和2年10月13日に1両(オア27620→タサ703)のみが新潟鐵工所にてそれぞれ製造された。 以降1929年昭和4年3月1日より1943年昭和18年8月2日にかけて175両(タサ704 - タサ705、タサ707 - タサ879)が新潟鐵工所日本車輌製造大阪鉄工所川崎車輛汽車製造の5社にて製作された。この際何故かタサ706は空番であった戦後1947年昭和22年4月4日及び1948年昭和23年10月23日に各1両ずつの戦災復旧車がタサ700形として落成した。以上合計181両(タサ700 - タサ705、タサ707 - タサ881)がタサ700形として落成した。 タサ700形の内3両(タサ874、タサ877 - タサ878)が1955年昭和30年5月28日 - 同年6月13日専用種別変更揮発油ガソリン)→アルコールが行われ形式新形式であるタサ3500形後述)とされ、1両(タサ823)が1957年昭和32年7月9日専用種別変更揮発油ガソリン)→ベンゾールが行われ形式新形式であるタサ4400形後述)とされ、1両(タサ730)が1953年昭和28年)頃に専用種別変更揮発油ガソリン)→石油類が行われ形式新形式であるタキ10形後述)とされた。以上合3形式がタサ700形を種車として誕生した車体色黒色寸法関係は全長は9,700 mm - 10,100 mm軸距は5,350 mm - 6,300 mm、実容積は25.5 m3 - 28.2 m3、自重は16.5 t - 19.2 t、換算両数は積車3.5空車1.2であり、台車はアーチバー式のTR20である。 1979年昭和54年7月24日最後まで在籍した1両(タサ880)が廃車となり、同時に形式消滅となった

※この「タサ700形」の解説は、「国鉄タサ700形貨車」の解説の一部です。
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