タキ21300形とは? わかりやすく解説

タキ21300形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 15:37 UTC 版)

国鉄タキ21300形貨車」の記事における「タキ21300形」の解説

タキ21300形は、塩素酸ソーダ専用35 t 積タンク車として1971年昭和46年4月30日に3両(コタキ21300 - コタキ21302)が、富士重工業1社のみで製作された。 記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「コタキ」と標記する。 落成時の所有者は、保土谷化学工業の1社のみでありその常備駅は福島県郡山駅北海道港北駅山口県新南陽駅であった1979年昭和54年10月より化成品分類番号95」(有害性物質酸化性または反対性のあるもの)が標記された。 タンク材質は、耐候性高張力鋼製であり、このため内部腐食防止のための厚さ1.2 mmFRPライニング処理が施されている。タンク体には厚さ50 mmグラスウール断熱材巻かれキセ外板)が装備された。 荷役方式は、タンク上部の積込口からの上入れ、液出管と空気使用による上出方式である両管はをS字管を装備した車体色黒色寸法関係は全長11,100 mm全幅は2,504 mm全高は3,655 mm台車中心間距離は7,000 mm、実容積は26.5 m3、自重は15.9 t、換算両数は積車5.0空車1.6であり、台車はベッテンドルフ式のTR41Cである。 1987年昭和62年4月国鉄分割民営化時には全車(3両)がJR貨物継承され2007年平成19年10月最後まで在籍した1両(コタキ21302)が除籍され形式消滅した

※この「タキ21300形」の解説は、「国鉄タキ21300形貨車」の解説の一部です。
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