ソロモン七十二柱
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 08:54 UTC 版)
「ディル=リフィーナ」の記事における「ソロモン七十二柱」の解説
古神の時代より存在した古い魔神たちで、樣々な理由から古代イスラエルの王に仕えていた。序列が存在するが実力は比例しておらず、中には神にすら匹敵する力を持つ者も存在する。 アムドシアス 「一角公」とも称される強大な力を持つ、音楽と芸術を愛でる優雅な一角の女魔神。 ナベリウス 冥界への門を守護し死者を門へと導いている。幼い少女の姿をしていて番犬であるケルベロスに跨っている。己の仕事以外への興味が極端に薄く、他者や外界の事への興味が希薄だったが神殺しと関わった事で興味を向けるようになった。 ヴァレフォル 「盗獅子」の異名を持つ。三神戦争の折に同じソロモンの魔神の奸計にかかり核を破壊され滅ぼされる。黄金樹の谷にて復活したが魔神としての能力、眷属や記憶など全てを失い世界を放浪していた。その果てに神殺しと巡り合い滅ぼされた真実を知る。 フラロウス 叡智を授けしものとして「豹公」を称する。すべての事象を演算で知るが故に定めを覆す不確定要素を見極める為に行動している。その不確定要素であり、自らが新たな世界の主と定めた現神マーズテリアの命を受け同じソロモン魔神さえ手にかけた。三神戦争後は黄金樹の谷を封印の上で異界化させ、世界の情勢を見守っていた。 真実を求めた神殺しに敗れた際に崩壊する黄金樹の谷と共に最期を迎えるが、その神核はヴァレフォルが受け継いだ。 ムールムール 魔獣サンクヴスを駆り空間を渡り歩く能力を持つ。自らの勢力を持つことなく世界を流離っていたが、神殺しに引き寄せられヴァレフォルとフラロウスの決着を見届けることとなる。以後は神殺しに手を貸し自らを招聘する換石を授ける。 アスモデウス 七つの大罪である色欲を司る。かつては天使の中でも第一位である熾天使だったが、「神の敵となり、最後には必ず負ける。全力を出してはならない」という運命を受け入れ堕天した過去を持つ。 ウァピュラ 「紅獅子公」の異名を持ち、かつての主を想い、「生きるとは?」という答えを求める放浪のはぐれ魔神。夢を介して様々なものと言葉を交わしその礼として叡智を授けてきた。質問の関係上、戦争を誘発することが多く神々から目をつけられている。 ヴェパルー 「海洋候」の異名を持つ人魚。現神であるテール・ユンが警戒するほどの水域を支配し、海洋候の名に恥じぬ実力を備える。 レラージェ 「乱塵の狩人」の異名で複数の腕を持つ。狩人らしく思慮深いが、戦いとなれば多数の武器を扱い相手を追い詰める。特に弩を得意としており、壊疽傷を与え必ず絶命すると恐れられている。 その他の既に登場のソロモンの魔神 パイモン、ロノウェ、アスタロト、ハルファス、サブナク、ビフロンス、ハァゲンティ、フォルネウス、ベリアル、ブネ、マルファス、ボティス。
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