シリーズ化とブランド地位の確立
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 16:49 UTC 版)
「花と乙女に祝福を」の記事における「シリーズ化とブランド地位の確立」の解説
.mw-parser-output .release_timeline{float:right!important;clear:right!important;width:auto!important;flex:1 1 100%;margin:0 0 .3em 1em;padding:.75em 1em;font-size:80%;line-height:.9;border-collapse:separate;border-spacing:0 1px;background-color:transparent}@media(max-width:550px){.mw-parser-output .release_timeline{width:100%!important;box-sizing:border-box}}.mw-parser-output .rt_left{float:left!important;clear:left!important;margin:0 1em 0 .3em}.mw-parser-output .release_timeline .rt_caption{padding:.4em .4em .2em;font-size:112.5%;text-align:center;display:table-caption}.mw-parser-output .release_timeline .rt_subtitle{padding-top:.3em;font-size:90%;font-weight:normal}.mw-parser-output .release_timeline td{border:none;padding:.4em;text-align:left;background:none;font:inherit;color:inherit}.mw-parser-output .release_timeline th{border:none;padding:.4em;text-align:right;background:none;font:inherit;color:inherit}.mw-parser-output .release_timeline .rt_first{padding:.4em .4em .2em}.mw-parser-output .release_timeline .rt_next{padding:.2em .4em}.mw-parser-output .release_timeline .rt_last{padding:.2em .4em}乙女シリーズ2009花と乙女に祝福を 201020112012乙女が紡ぐ恋のキャンバス 2013桜舞う乙女のロンド 2014乙女が奏でる恋のアリア 20152016乙女が彩る恋のエッセンス 2017想いを捧げる乙女のメロディー 2018乙女が結ぶ月夜の煌めき 201920202021星の乙女と六華の姉妹 2022乙女とふれあう、ひとつ屋根の下 「男の娘#ブームの収束」も参照 2012年、当時アダルトゲームで複数の女装キャラクターを演じていた声優の民安ともえが「男の娘」専門誌の『おと☆娘(英語版)(おとニャン)』VOL.7のインタビューに答え、「2009年はいわゆる“潜入もの”の名作が結構出た年だったんです」と振り返っている。民安によれば、2010年にかけ「ノリノリ系」のキャラクターが急増し、2011年に入ると主役級を務める女装キャラクターが多くなったという。 ensembleは本作に続く女装主人公作品として、2012年に『乙女が紡ぐ恋のキャンバス』を、2013年に『桜舞う乙女のロンド』を発表した。これらにより、本作を含むensemble・および姉妹ブランドensemble SWEETの女装ものは乙女シリーズを形成していく。シリーズ累計の販売本数は2016年の『乙女が彩る恋のエッセンス』の時点で公称8万本に到達し、2021年のBugBug.NEWSではシリーズが女装主人公を美少女ゲームの人気ジャンルに押し上げ定着させたと評された。2022年現在[update]、本編作品としては9作品(表:「乙女シリーズ」を参照)、ファンディスク・派生作品まで含めると16作品が制作されている。 「 「ensembleが求められているもの」ですが、まずは「女装モノ」だと思います。 」 —ensemble(『PUSH!!』2014年2月号より) 「 たまたま1本目に持ち込まれた企画が女装主人公もので、ありがたいことにそれを評価していただいて。それで今でも女装ものとお嬢様ものを交互に出しています。 」 —ensembleディレクター・真田昌樹(『BugBug』2016年12月号より) @media all and (max-width:720px){body.skin-minerva .mw-parser-output div.mw-graph{min-width:auto!important;max-width:100%;overflow-x:auto;overflow-y:visible}}.mw-parser-output .mw-graph-img{width:inherit;height:inherit} 女装少年アダルトゲーム発売本数の推移 一方、おたく文化史研究家・吉本たいまつの2015年の調査によれば、アダルトゲームにおける女装もののブームは本作発売後明らかに終了に向かっているとされる(図:「年毎の女装少年アダルトゲーム発売本数」も参照)。『とんがりギャルゲー紀行』(2020年、ジーウォーク)を著しているライターの松田ゆのじは、2019年の同連載記事において、乙女シリーズの各作品はシナリオ面で『おとボク』に及ばないとしながらも、女装主人公作品の供給を継続するensembleは、このジャンルを愛好するユーザーにとって貴重な存在となっていると評している。 なお、2019年にensemble SWEETから発売された『乙女騎士♥いますぐ私を抱きしめて』は、本作広報の夏月がディレクターを務めた作品である。その内容は、月丘彰・晶子の従弟である主人公が、病弱な双子の姉のため女装して女学園に通うというものであった。
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