シリーズを通じた主な登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 03:32 UTC 版)
「ハリー・ボッシュ・シリーズ」の記事における「シリーズを通じた主な登場人物」の解説
ハリー・ヒエロニムス・ボッシュ 上記参照。 エレノア・ウィッシュ FBI特別捜査官、退職後はプロのポーカープレイヤー。ボッシュと結婚し、二人の間に娘マディができるが、離婚してラスベガスや香港に住む。 ジェリー・エドガー ロス市警の刑事, ボッシュの相棒。アフリカ系の大男で身長は190cm以上ある。口が軽い。離婚歴あり。初期の作品では不動産業を副業にしていた。プライベートを優先して遅刻したり捜査を疎かにすることがある。「ハリー、どこさいたと?」が口癖。 キズミン・ライダー ロス市警の刑事, ボッシュの相棒。駆け出しの頃はボッシュが指導役だった。アフリカ系で同性愛者。ボッシュの教えを受けて捜査勘が鋭い。IT音痴なボッシュの代わりにパソコンも扱う。捜査能力に比べると戦闘は劣り、重要な場面で被疑者を取り逃がし、自身も重傷を負ってしまった。 アーヴィン・アーヴィング ロス市警 本部長補佐。ロス市警内での権力の階段を登っていくことに関心が強く、常に政治的な判断を優先し、犯人逮捕第一のボッシュとしばしば対立する。白人でスキンヘッド。本部長への道を絶たれた後は市議会議員を目指す。 グレイス・ビレッツ ハリウッド署の警部補。ボッシュのハリウッド署時代の上司の一人。マネジメントには珍しくボッシュと価値観が通じている。同性愛者でキズミンとも交際している。 ケイシャ・ラッセル ロサンゼルス・タイムズ紙の記者。警察周りを担当している。ボッシュと良い関係を持っており、お互いに利用しあっている。ハリー・ボッシュ・シリーズ以外のコナリー作品にも彼女の記事が出てきたりする。警察周りで燃え尽きた後は政治部に異動した。 レイチェル・ウォリング FBI捜査官。ジョージタウン大学で心理学を学び、卒業後にFBIに就職。ニューヨーク支部で捜査官となった後、コロンビア大学の夜学で法律の学位を取る。母は彼女が幼いときに去り、警察官だった父は拳銃自殺する(しかしその真相には疑惑がある)。同僚のゴードン・トースンと一時期結婚していたが1年余りで破局。後に彼は「彼女は砂漠だ。見た目は美しいが、そこに行くと荒涼としている。美しさの向こうには何もない。」と評した。行動科学課在職時の『ザ・ポエット』事件の捜査中に新聞記者のジャック・マカヴォイと恋仲になったことで懲戒処分を受け地方に左遷されるが、数年後に本局に復帰する。『天使と罪の街』でボッシュの捜査に参加して以降、ボッシュの物語に登場するようになる。 ほかに、マイクル・コナリーの他シリーズの登場人物も時折登場する。
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