システム化に至る経緯とは? わかりやすく解説

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システム化に至る経緯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 08:08 UTC 版)

海上自衛隊のC4Iシステム」の記事における「システム化に至る経緯」の解説

海上自衛隊指揮管制システム化試みは、1963年11月海上自衛隊演習38海演)に遡る。このときには需給統制隊陸自空自共同使用していた電計算機利用して船舶運航データの処理が行われた。また当時海上幕僚監部総務部勤務であった平松良次1佐が、海上幕僚監部において「指揮通信組織進歩について」という講話実施しており、海上自衛隊においても、列国指揮管制システムCCS)の状況指揮管制機能近代化必要性注目され始めていた。 このような気運背景に、幹部学校主宰する1965年12月防衛研究会においてCCS導入問題討議され1966年8月には海上幕僚監部内にCCS準備室設置された。そして海上幕僚長諮問機関としてCCS開発及び整備方向策定するため、1967年7月には海上幕僚副長委員長として海上幕僚監部内に「海上自衛隊CCS開発推進委員会」、またその事務局として防衛部に「CCS開発推進委員会幹事室」(CCS幹事室)が設置されCCS準備室はこれらに吸収合併された。1970年3月には、従来検討踏まえてソフトウエア整備体制土台)の確立と、陸上システム艦艇システム及び航空機システム3本の柱)の整備という基本構想確立された。 この結果、まず46DDG「たちかぜ」用の目標指示装置 (WES)導入重点事項とされた。ただしこれは指揮管制というよりは目標指示装置としての性格強く指揮管制重点置いた艦艇システムDDH用のTDPSとして結実した。また陸上システムとしては、佐世保地方総監部用の米国システム導入撤回されて、自衛艦隊司令部の作戦情報処理システム国産により開発することとなった一方航空機システム次期対潜機がらみとされてこの時点では見送られ、後にP-3C導入とともに整備進められていった

※この「システム化に至る経緯」の解説は、「海上自衛隊のC4Iシステム」の解説の一部です。
「システム化に至る経緯」を含む「海上自衛隊のC4Iシステム」の記事については、「海上自衛隊のC4Iシステム」の概要を参照ください。

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