サクセスモード モグラーズ編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 05:02 UTC 版)
「パワプロクンポケット2」の記事における「サクセスモード モグラーズ編」の解説
※本項では、『パワプロクンポケット1・2』『パワプロクンポケットR』に収録されたリメイク版の内容も併記する。 シリーズ化に伴い、本作のサクセスモード(後に「表サクセス」に組み込まれている)は前作と同じ世界観・時間軸に設定された。なお、本作と『1・2』のシナリオ名前は「モグラーズ編」だったが、『R』では名前が「ドリルモグラーズ編」に変更された。 時系列は前作の極亜久高校が甲子園で優勝した2年後、日本プロ野球に舞台である。ただし当時のパワプロシリーズと異なり、プレイヤーチームは実在のNPB12球団ではなく、シリーズオリジナル球団「モグラーズ」で固定となる。 全3章から成り、各章が終了する時点で世間評価が一定値を超えていないと、解雇されてゲームオーバーとなる。 今作の独自のシステムとして「おいのりコマンド」と「プレッシャーシステム」がある。 おいのりコマンドは練習やイベントでもらえる「神様ポイント」をためることで野球仙人を呼び出し、松・竹・梅3つのコースから1つ選んで経験点獲得やアイテム入手などの効果を受けることができる。消費ポイントは梅が5、竹が10、松が20。消費ポイントが多いほど「全経験点+25」「パワビタゴールドA入手」といった効果が大きいイベントが発生する場合が多いが、あくまでもランダムであり、梅コースと同等の効果しか得られない場合もある。また、入院中における入院期間の短縮、病気時の病気除去、プレッシャー状態でのプレッシャー減少など、悪条件の状態でおいのりコマンドを行うと優先的に発動するものもある。 プレッシャーシステムは前作にあった血の気システムに似ており、プレッシャーが71以上貯まると練習コマンドとおいのりコマンドしか実行できず、ケガ率が10%上がってしまうが、サボりぐせの症状が無効化し、もらえる経験点が25%上昇する。前作での対処法だった妨害コマンドがないので、練習を回避するためにはおいのりコマンドでプレッシャーを下げる効果に頼るしかない。発生時の状況や運が悪ければ怪我をして長期入院して練習もできず能力や評価も稼げなくなり、プレッシャーもどんどん貯まってしまい、クリアするのが難しくなる。 また、今作から新要素としてアイテムとマニアシステムが登場した。 アイテムには練習の経験点が変動する装備アイテム・持っているだけで効果が発動する持続品アイテム・使うと体力が回復したり病気が治る消耗品アイテムがある。マニアポイントの増加率や怪我率が増えるマイナスアイテムもある。 今作のマニアシステムはプレッシャーシステムと類似しており、イベントでマニアと思われる選択肢を選んだり、マニアショップに行くことで「マニアポイント」が増加し、練習などで減少する。マニアポイントが一定値を超えると「マニア」の病気になり、マニア状態になると月末(給料日)にマニアショップを強制的にうろつくことになる。通常の病気と違い、通院やアイテムでは治せずポイント減少のために練習を重ねるしかない。また、マニア状態でクリアすると特殊なエピローグが追加される。
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