コミカライズ・公式外伝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 14:30 UTC 版)
「シン・アスカ」の記事における「コミカライズ・公式外伝」の解説
ボンボン版(高山瑞穂著・現在は絶版) デスティニープランに疑念を抱き、アスランの想いを理解しつつも戦争のない世界を作るために彼と決別している(この事をシンは「理想で戦争を止められるのか」「戦争がない以上に幸せな世界なんてない」とアスランに発言している)。最後の戦いにおいてはアスランに優勢を取るが、追い込まれてもなお諦めないアスランの奇策により油断し、行動不能となり月面へ落とされる。敗れはしたものの、どこかそれに納得し憑き物が落ちたかのように彼の強さを賞賛した。その後精神世界でステラと邂逅し、諭されて意識を取り戻し「生きている限り明日はやって来る」と言って一人で月面を歩いていった。 機動戦士ガンダムSEED DESTINY - THE EDGE - 高い戦闘能力を有するが、戦いの中で起きた離別によって自分を追い込んだ結果、その力の呪縛から逃れられず執着していき、同時に誰かを救えない自分の力の無さに精神的に摩耗し苦悩する戦士として姿が描かれる。レイがディスティニープランの提案した際には、レイ自身の運命を変えられないかと案じている。「THE EDGE」本編の主人公であるアスランと互角に渡り合う姿が描かれ、シンの吐露した想いによりアスランから力の呪縛にすがるなと説得を受ける。月面不時着後は、身を案じたアスランが際出す手を取らず、一人で少しずつ立ち直る告白をした。 マガジンZ版 アニメ本編に忠実に描かれているが、アニメ版と比べてシンの扱いが良いなど所々がフォローされている。 上記3つの漫画作品の内、ボンボン版とマガジンZ版ではシンがジブリールを討ち取っているが(アニメ本編ではレイ)、その描写はそれぞれで若干異なっている。また、ボンボン版作者の高山瑞穂とTHE EDGEの作者である久織ちまきはシンがお気に入りのキャラクターであると語ったこともある。 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY この作品ではジェス・リブルの取材対象として、本編開始直前のインパルスガンダムのテストパイロットとしてのシンの姿が描かれている。本編とは違い無口な青年として描かれており、淡々とテストをこなすという描写がされている(これはあくまでもジェスの取材対象がシンではなく、インパルスであるという事も関係している)。
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