クーゲル船団
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「翠星のガルガンティア」の記事における「クーゲル船団」の解説
クーゲル 声 - 小野友樹 人類銀河同盟軍中佐。チェインバーの上位機「ストライカー」を愛機とし、マシンキャリバー隊を率いる指揮官。同盟軍によるヒディアーズ母星への直接攻撃が失敗して撤退を余儀なくされた際、友軍の撤退支援を引き受けたレドを迎えに戻り、その帰路に追撃してきたヒディアーズからレドを守るべく単身で殿を務めた後、レドやチェインバーと同様にワームホールに呑まれ、レドの位置から反対側の地球に奇跡的に漂着した。 そこで出会った海賊団とその後継者のリナリアと協力して情報収集を開始。現地人からはその隔絶した能力から現人神のように扱われ、ストライカーも神の使者「雷の巨人」として崇められるようになる。しかし、その最中に心の支えとなったリナリアを病で失い、その動揺をストライカーに巧妙に付け込まれ、銀河同盟と同じ徹底した啓蒙活動を行うようになる。 レドとの再会時には風土病によってすでに死亡していたが、彼の目標はストライカーの支援啓発システムに託され、クーゲルの死を隠蔽しつつ代行状態が続けられていた。 オンデリア 声 - 内山夕実 クーゲル船団の巫女。クーゲルへの敬愛は強く、船団の巫女として住人を統べようとする。 前身となった海賊船団の姉妹で、リナリアとは腹違い。 クラリア 声 - 米澤円 クーゲル船団の巫女。 前身となった海賊船団の姉妹で、リナリアとは腹違い。後にオンデリアと共にクーゲル(実際はストライカー)を支える。 リナリア 声 - 茅原実里 第15話(OVA)に登場。海賊船団の末娘で、父の遺言により船団の後継者として選ばれていた。クーゲルを「空神」と崇めて巫女になるが、1人の女性として慕ってもいた様子がうかがえる。クーゲルと出会う前から死に至る病に冒されており(出会った後にはクーゲルもこの病に冒されたことがうかがえる)、後継者として船団のために自分の命を使い尽くす覚悟を決めていたが、その責任感がストライカーのシステム暴走を引き起こす一因となった。船団の繁栄を見届けて死亡した後、これを境に他者への情をかなぐり捨てたクーゲルの理想のため、遺体は海へ投棄された。 アレリア 声 - 能登麻美子 第15話(OVA)に登場。前身となった海賊船団の長女で、リナリアとは腹違い。死亡したリナリアに代わり巫女の座に就くことで権力を握ろうと目論んだが、その心底はクーゲルに見抜かれており、不穏分子と見なされて抹殺された。クーゲルの理想のため、遺体は海へ投棄された。
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