クレジットカード・ペイメントカードの歴史の研究
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/12 00:42 UTC 版)
「櫻井澄夫」の記事における「クレジットカード・ペイメントカードの歴史の研究」の解説
クレジットカード・ペイメントカードの歴史の研究を行い、特にアメリカの、1世紀以上にわたり発行されているクレジットカード・ペイメントカード関連資料を収集する。 収集物という現物と文献、実務経験を組み合わせた実証的な研究により、これまでの、経験や、限られた、活字のみを頼りにした記述を孫引きするような書籍やマスコミ報道の誤りを複数回正したとする。 日本の金融関係誌への長期連載(継続中)や、現代の消費者ペイメントシステムについての研究・レポート、中国の経済紙への連載など、外国経験を生かした活動を行い、過去から現代、未来への消費者のペイメントシステム全体の歴史や将来についての貨幣変遷理論をも研究、論文を発表している。例えば、19世紀末に「Credit Card」という言葉を世に広めたといわれる、啓蒙思想家のエドワード・ベラミーの研究も行っており、金融界にベラミーの紹介をしている。 また、生活保護世帯への保護費給付の方法についても、現金ではなくカードを使用して支給すべきとの意見を発表し、アメリカのようなカード先進国において、なぜEBTカードなどのように、多くの分野でペイメントカード化が進んでいるのかを、歴史資料、及び具体的な内容を示して説明し、同時に日本社会のペイメントカード化は、単なる外国からの借り物であってはならず、歴史や習慣にのっとった社会的、制度的な基盤が必要で、かつ、このままではガラパゴス化した日本のような社会では健全なクレジットカード制度の発展や、貸金業を含めた消費者信用業務の普及・進歩は難しいと、これまでの政府機関や政治家、業界関係者に対し、批判的な立場に立って、彼我の「発展過程」をもっとよく学び、新たな業務の日本的な発展や創出に努めるべきと主張している。Bitcoinなど、いわゆる仮想通貨とペイメントシステムについての研究と評論活動も行っている。 2012年に東京で、個人の収集した、150年あまり前からの世界のクレジットカード(ペイメントカード)数百点の特別展示を行った。
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