ギンポとは? わかりやすく解説

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ぎん‐ぽ【吟歩】

読み方:ぎんぽ

[名](スル)詩歌をうたいながらまた、詩歌つくりながら歩くこと。

明月乗じ山野—し侍るに」〈去来抄先師評〉


ぎん‐ぽ【銀宝】

読み方:ぎんぽ

ニシキギンポ科海水魚沿岸にすみ、全長20センチ。体は細長く側扁し、頭は小さい。背びれえらあなの上方から尾びれ付け根まで連なる東京地方では春にとれるものをてんぷらにする。うみどじょう。ぎんぽう。《 春》


ギンポ

学名Pholis nebulosa 英名:Blenny
地方名アブラメイタベラナベタタキ 
脊椎動物門硬骨魚綱スズキ目ニシキギンポ科
色 形 長崎・日本・世界 住みか 3D

※出典:長崎県水産部ホームページ
著作権尼岡 邦夫

特徴
頭は小さくて、体は帯状細長い潮間帯から水深70mほどの砂泥底や岩礁域の藻場にすみ、ゴカイなどの小型底生動物食べる。眼の下に暗い色の横帯があり、胸びれ尾びれオレンジ色である。口の周り以外は小さ円鱗おおわれ背びれや尻びれにもうろこがある。体の色様々に変化する産卵期は秋〜冬で、卵の塊を雄が保護するというめずらしい習性がある。肉は白身で、てんぷら材料にする。漁獲量それほど多くない

分布:北海道南部〜長崎県 大きさ:30cm
漁法:  食べ方:天ぷら

銀宝

読み方:ギンポ(ginpo)

ニシキギンポ科海水魚

学名 Enedrias nebulosus


銀尾

読み方:ギンポ(ginpo)

ニシキギンポ科海水魚

学名 Enedrias nebulosus


ギンポ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/13 08:36 UTC 版)

ギンポ
Pholis laeta (同属他種)
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: スズキ目 Perciformes
亜目 : ゲンゲ亜目 Zoarcoidei
: ニシキギンポ科 Pholidae
: ニシキギンポ属 Pholis
: ギンポ P. nebulosa
学名
Pholis nebulosa
Temminck and Schlegel1845
和名
ギンポ(銀宝)
英名
tidepool gunnel
gunnels

ギンポ(銀宝)は、スズキ目に属する海水魚。

狭義には、スズキ目ニシキギンポ科ニシキギンポ属の一種 Pholis nebulosa標準和名

名称

別名、ウミドジョウ(海泥鰌)、カミソリ(剃刀)など。

ギンポの語源ははっきりしないが、江戸時代銀貨である丁銀に似ているからとも言われる。

ギンポと訳されることが多い英語の gunnel は、ニシキギンポ科の総称である。

分布

日本列島では北海道南部から高知県長崎県までにかけての浅瀬や浅海に生息する。

特徴

全長約20センチメートル。体は細長く、強い側扁(左右に狭い)。

体が入る程度の大きさの穴に巣を作るが、自分で穴を開けることはできず、珊瑚貝類が開けた穴や、空き缶などを利用する。

利用

食用になる。

江戸前天ぷらのネタとして使われる。

広義のギンポ

広義には、スズキ目アサヒギンポ科・イソギンポ科・コケギンポ科・トビギンポ科・ニシキギンポ科・ヘビギンポ科・ベラギンポ科の総称。世界中の広い範囲に生息する。

ニシキギンポ科

Pholis gunnellus

ニシキギンポ科 Pholidae は3属15種で構成される。背鰭は臀鰭のおよそ2倍の長さがあり、棘条が発達する。胸鰭は小さく退化的で、腹鰭も多くの種類で矮小化、あるいは欠いている。吻から肛門までの距離は、尾鰭から肛門までの距離よりも長い。肋骨をもたない。側線はないか、あっても短い。親魚が卵を守る習性がある。

脚注



「ギンポ」の例文・使い方・用例・文例

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