フサギンポとは? わかりやすく解説

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フサギンポ

学名Chirolophis japonicus 英名:Fringed blenny
地方名ガンジー 
脊椎動物門硬骨魚綱スズキ目タウエガジ科
色 形 長崎・日本・世界 住みか 動画 3D

※出典:長崎県水産部ホームページ
著作権尼岡 邦夫 生態写真はこちら

特徴
和名は頭部背びれ前部多数のふさ状の皮弁があることに由来する水深30m以浅の海藻しげった岩礁域や内湾生息し海藻の間や岩の割れ目にもぐりこんでいる。砂泥底でも転石など隠れ家なりそうなところがあれば生息できる秋の終わりから初春にかけて通常よりも浅い場所に移動し1万個ぐらいの卵を産む母親は卵を板のように平たくして外敵から守る。孵化した仔魚は、浮遊生活を2ヶ月ほどした後にしだいに深いところへ移動する他の魚混ざって定置網底刺し網にかかるがあまり食用されない観賞用としてよく利用される

分布:兵庫県以北岩手県以北黄海渤海北部日本海 大きさ:50cm
漁法:定置網底刺し網 食べ方: 

総銀宝

読み方:フサギンポ(fusaginpo)

タウエガジ科海水魚

学名 Chirolophis japonicus


フサギンポ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/02 09:41 UTC 版)

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フサギンポ
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
亜綱 : 新鰭亜綱 Neopterygii
上目 : 棘鰭上目 Acanthopterygii
: スズキ目 Perciformes
亜目 : ゲンゲ亜目 Zoarcoidei
: タウエガジ科 Stichaeidae
: フサギンポ属 Chirolophis
: フサギンポ C. japonicus
学名
Chirolophis japonicus
Herzenstein,1894
和名
フサギンポ
英名
Fringed blenny

フサギンポ(房銀宝、学名:Chirolophis japonicus)は、スズキ目タウエガジ科に属する海水魚の一種。

分布

沿海地方から渤海に分布する[1]。日本では山陰地方岩手県以北の海域に生息する[1]

特徴

体長50cm。体色は茶褐色。眼の周りや頭部背面に多数の枝状皮弁がある。背びれは60-69棘、しりびれは1棘44-47軟条。

狭いところを好み、底生で、岩の割れ目などに潜んでいる。

近縁種

  • アキギンポ Chirolophis saitone (Jordan et Snyder)
  • ハナブサギンポ Chirolophis snyderi (Taranetz)

参考文献

  1. ^ a b 多紀保彦・河野博・坂本一男・細谷和海『新訂 原色魚類大圖鑑 圖鑑編』北隆館、2005年12月15日。ISBN 4-8326-0820-7p.753



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