ギャラリー・HIME(狂科学ハンター)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 01:01 UTC 版)
「狂科学ハンターREI」の記事における「ギャラリー・HIME(狂科学ハンター)」の解説
姫城 玲(ひめのぎ れい) 本作の主人公。年齢不詳だが、見た目は19歳前後。「狂科学ハンター」としての姿は漆黒のブルゾンに姉の形見である長い純白のマフラーを纏う。指弾の要領で魔玉を打ち出す「魔玉操」を武器に戦う。また体内に生体元素転換炉を有し、冷気を操ることもでき、様々な魔玉の技に利用している。 その出自はかつて「黄金の薔薇」内でも天才と呼ばれた科学者、姫城正樹の息子であり、彼によって幼少期に人体改造・強化を受けている。 肉体改造の際、強大な潜在能力を目の当たりにし、それを恐れた姉・茉莉香によって安全装置としてもう一つの人格を設定され、戦闘力の大半はその人格が統べるように設定されている。純粋な怒りの感情においてのみ、その人格にスイッチングする。その際の人格は冷徹・冷酷であり、一切の容赦というものを知らない。また、通常の人格と比べても圧倒的な戦闘力を持つ。 作品開始当初は姉を(間接的に)殺害し、自らを苦しめた「異端科学」を「狂科学」と呼び、その存在のすべてを抹消するために戦っていたが、異端科学の一つである「人造人間」としての存在に「心」が宿っていることを知り、自らの在り方に疑問を抱くようになった。 表向きは「ギャラリー・HIME」を経営する若き画廊オーナー。自身の画廊が入ったビルのオーナーでもある。 素の性格はのんびりとしており、和菓子とお茶をこよなく愛する。 月形のことは若干苦手に思っている(暑苦しいので)ようだが、桜に対してはしばしば姉の面影を重ねており、好意的。「子供が産めなくなったらどうしてくれるの!」と言う桜の台詞に、「僕が責任とるよ」とさらりと述べたりもしている。アリシアは「妹」と公言しており、家族同様に思っている。 アリシア・ピッコロミーニ 「ヴィクトルの遺産」と呼ばれる人造人間。ヴィクター・フランケンシュタインが作ったとされる人造人間の2号体。姓は自らに自我を与え、姉として振舞っていたレベッカ・ピッコロミーニから継いでいる。 元は暴走を怖れたヴィクターによって、人格の無いただの死体人形として作られていたが、のちにレベッカによって有機電子頭脳による人工知能を搭載され、「心」と「感情」を有した。 しかし感情と自身の能力を制御できず、怒りで自我を忘れて殺戮を繰り返し、その自分を恐れたことにより心を閉ざしていた。 人形として生きていこうと一度は決めたが、黄金の薔薇に捕らわれた際にリタに叱咤され、その後、玲の窮地に自らの意思で戦う事を決意する。 その体内で生成される特殊な血液には治癒効果があり、玲やリタの窮地をたびたび救った。 外見は金髪の幼い少女であるが、その実人間離れした(人造人間であるため当然ではあるが)膂力を有する。時々その事を忘れて玲に抱きつき、彼を悶絶させる。
※この「ギャラリー・HIME(狂科学ハンター)」の解説は、「狂科学ハンターREI」の解説の一部です。
「ギャラリー・HIME(狂科学ハンター)」を含む「狂科学ハンターREI」の記事については、「狂科学ハンターREI」の概要を参照ください。
- ギャラリー・HIMEのページへのリンク