キューブクイズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 08:14 UTC 版)
「クイズマジックアカデミーのクイズ概要」の記事における「キューブクイズ」の解説
回転する正多面体の面に1文字ずつ書かれている答えを、タイピングクイズと同じ方式で答える。 正多面体の回転の仕方は、ある点から一回転した後に45度右に傾いて再び回転を行い、これを時間内に繰り返し続ける。 用いられる正多面体は基本的には立方体(キューブ 5-6文字)であるが、正四面体(3-4文字)や正八面体(7-8文字)も登場する。文字数が奇数の場合は面の数の方が1つ多いので1面は空白になる。正四面体・正八面体が登場するのはQMA3以降であり、QMA2までは立方体のみが用いられていた。QMA1では文字数が原則6文字で固定されていたが、QMA2では3-5文字の問題も登場する(従って最大で3面が空白面となる)。 並べ替えクイズと同様、答えがわからなくても、面に書かれている文字とその数(3-8文字)である程度推測することはできるが、空間認識能力と文字の処理能力を要求される。但し制限時間内でなおかつ「OK」を押すまでは何度でも修正ができるので、暫定的に見えた文字を順番に打ち込み、その文字を見て並べ替えクイズの要領で解答を推測するという手段により、空間認識能力の必要性を軽減するということも可能である。 なお、この形式においては、正多面体に書かれている文字を過不足なく用いなければ正答にはならず、たとえ題意的に正しい答えであっても、この条件を満たしていなければ誤答になる。当然ながら、タイピングクイズやエフェクトクイズのような、表記揺れによる別解答は原則として認められておらず、解答は原則として1通りしか存在しない。 【問題例1】聖武天皇が日本全国に建てさせた寺院 「ぶ く に こ じ ん」→答「こくぶんにじ(国分尼寺)」題意的には「こくぶんじ(国分寺)」でも正しいが、これでは文字を過不足なく用いるという条件を満たしていないので、誤答となる。 【問題例2】日本語では気化器と呼ばれる内燃機関のなかの装置 「キ タ ブ ャ レ ー」→答「キャブレター」「キャブレータ」この問題が実装された当初は原則に基づき「キャブレター」という解答しか正解にならなかったが、「キャブレータ」という表記揺れが少なからず存在することが指摘され、後に「キャブレータ」も正解になるように修正された。 このような例外はあくまでも修正により発生するものであり、当初から複数解答を前提とした問題は制作されていないとみられる。 問題文はタイピングクイズと同様に○で伏せられている場合がある。 稀に正多面体に数字が書かれている問題もあるが、立方体の場合6と9の区別がつかないためどちらなのかは問題文で判断するしかない(正四面体もしくは正八面体の場合は区別可能)。 QMA1では回転体の回転方法は複数パターンあったが、QMA2以降は1パターンのみである。 QMA2では問題文はしばらくすると消去され、QMA4も当初はこの方式だったが、2007年4月4日より、最後まで問題文が表示されるようにアップデートが行われた。 QMA5ではビジュアルクイズに統合された。QMA5のみ従来の正多面体のほかに、文字スペースが区切られた球体オブジェが登場することもある。文字スペースの区切り方は正多面体の面の区切り方に順ずる(イメージとしてはバレーボールの継ぎ目を減らしたようなもの)。なお、問題ごとにどちらで出題されるか決まっているわけではなく、どの問題であってもどちらのパターンも出題され得る。 QMA6・QMA7ではタイピングカテゴリ→キーボード総合に属する。
※この「キューブクイズ」の解説は、「クイズマジックアカデミーのクイズ概要」の解説の一部です。
「キューブクイズ」を含む「クイズマジックアカデミーのクイズ概要」の記事については、「クイズマジックアカデミーのクイズ概要」の概要を参照ください。
- キューブクイズのページへのリンク