ガディソード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/07 00:51 UTC 版)
「マルチウォーカー (バンプレストオリジナル)」の記事における「ガディソード」の解説
スーパーロボット大戦GC / XO もともとは外宇宙の小国(星)であった。ガディソード星には太古から恵みをもたらすエネルギー源としてC.U.B.E.(『XO』ではX.E.N.O.N.)が伝わっていたが、そのエネルギーを軍事研究していた基地がザール星間帝国に襲撃されC.U.B.Eが暴走、本星は消滅してしまう。以降はC.U.B.E.を研究していた科学者ヘルルーガ・イズベルガにより生き残りが纏め上げられ、「七色の宇宙」と呼ばれる異次元に建設した居住区に移り住む(居住区を取り囲む強力な宇宙嵐とほぼ全自動化している前衛要塞イズベルガが防衛の要となっている)。以降はムゲ・ゾルバドス帝国、ジャーク帝国と「異次元同盟」を組み、ガディソード再興のため各地で暗躍することとなる(『OGMD』ではゴライクンルと結託)。主な運用兵器はCISエンジンを使用した「CISバリエーション」と呼ばれる機動兵器である。 スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ OGシリーズの世界の「こちら側」やシャドウミラーがいた「向こう側」とは関係ない別の並行世界の住民だったが、クロスゲートの影響によってガディソードの民を乗せた要塞「ラブルパイラ」がこちら側へ転移してしまう。当初はマルム頭領長率いる穏健派が主導になって地球への難民申請を交渉していたが、ヘルルーガが率いる強硬派によってゴライクンルと結託、地球との戦端が開かれる。最終的にはヘルルーガが鋼龍戦隊に倒され、ガディソードとの平和への道筋が開かれようとした瞬間、フューリーの要塞ガウ=ラ・フューリアが出現してラブルパイラを破壊。ガディソード人はフェアリ、ジーク、サリーの3人を残して絶滅した。 ジーク・アルトリート 声:中井和哉 ガディソード親衛隊の一人。男性。フェアリの顔馴染みでロボット操縦の腕はレジアーネも一目おくほどの腕前、大雑把ながら聡明である。光珠との出会いで彼女と惹かれ合い、サリー同様ガディソードを抜けて赤月たちと一緒に戦う。 サリー・エーミル 声:貝原怜奈 ガディソード親衛隊の一人で、ジーク・アルトリートとは兄妹同然の間柄。本来は心優しい性格だが、ガディソードの復興のために戦う。しかし、秋水との出会いや関わりを経て、次第に自分のやっていることに疑問を抱き、最終的にはガディソードを抜けて赤月に付く。 ヴォート・ニコラウス 声:黒田崇矢 ガディソード親衛隊の一人でフェアリの恋人。ヘルルーガの陰謀を知ってフェアリをガディソードから逃がすが、自身は捕まり、洗脳を施されてフェアリ達の前に立ち塞がる。 『OGMD』では洗脳されておらず、自らの意思でヘルルーガに加担しているが、ヘルルーガとレジアーネには信頼されていない。 ビルゴー・ベルチャー 声:新井良平 『OGMD』で初登場。「ラットマ」と呼ばれる少数民族の出身で、ヘルルーガとレジアーネを崇拝する一方、多数民族である「アネクス」出身のヴォートたちのことを快く思っていない。 レジアーネ・ヨゼフィーヌ 声:高乃麗 ガディソード親衛隊女隊長。普段は冷静に振る舞っているが根はサディストで、戦闘になると相手をいたぶる戦い方を好む。シャピロと気が合い、ルーナ・ロッサの代理のような出番もあった。その性格になったのはガディソードで生きて行くためだったという理由があるが、改善の余地はない。『OGMD』では、苛烈な振る舞いはそのままながらも分別のある性格に変更されている。ビルゴーに対しては辛らつな言葉を多くぶつけるが、これはレジアーネに罵られることに快感を覚えるという彼の性癖を知ってるが故である。 ヘルルーガ・イズベルガ 声:青野武 / 辻親八 科学者でガディソード首領。男性。消滅したガディソード本星の生き残りを纏め上げ、ガディソードの指導者になる。自らの目的のため他者どころか母星を踏み躙ることも厭わない利己主義な男で、ガディソード本星の消滅も、ヘルルーガ自身が仕組んだことであった(『OGMD』では、逆にルイーナによる被害を抑えようと奔走していた)。C.U.B.E.(『XO』ではX.E.N.O.N、『OGMD』ではジーベ・ドライブに名称が変更されている)の力を得て宇宙の王になろうとしている。 マルム・クイスード 『OGMD』で初登場。ガディソードの生き残りを束ねる頭領長。
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