難民申請とは? わかりやすく解説

難民申請

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 03:54 UTC 版)

2015年欧州難民危機」の記事における「難民申請」の解説

ユーロスタットによれば欧州連合加盟国2014年626,715件の難民申請を受け付けた。これは、672,000件を記録した1992年以降最大となる。これら申請者出身国そのうちのおよそ半分シリア20%)、アフガニスタン(7%)、コソボ(6%)、エリトリア(6%)、セルビア(5%)の5カ国が占める。 2014年申請のうちで160,000件以上が1回目審査認定を受け、保護状態protection status)に置かれた。23,000件は2度目審査規定通過し難民認定受けている。審査通過率は1回目45パーセント2回目18パーセントとなっている。認定受けたもののうちの半数以上をシリア68,000名、37%)、エリトリア14,600名、8%)、アフガニスタン14,100名、8%)出身者占める。 ドイツスウェーデンイタリアフランスの4カ国が2014年EU受け取った申請全体3分の2占め同様にこの4カ国が全体3分の2認定出している。国民一人当たりの申請数を見るとスウェーデンハンガリーオーストリア上位占める。それぞれ国民1000人当たりスウェーデンが8.4人、ハンガリー4.3人、オーストリア3.2人の難民申請を受け取ったことになる。 2015年最初の3か月EU全体受け取った難民申請の総数184,000であった。これは、前年の同じ時期比べて86パーセント増加しているが、2014年最後の3か月比べる増加率安定している。申請者主な出身国コソボ48,875件)、シリア29,100件)、アフガニスタン12,910件)である。続く四半期には213,200件の申請受けている。前の四半期からの増加率15パーセントとなる。申請38パーセントドイツが受けとり、ハンガリー15%)、オーストリア(8%)が続く。難民申請者のうちの半数以上をシリア21%)、アフガニスタン13%)、アルバニア(8%)、イラク(6%)、コソボ(5%)がしめる。2015年8月ドイツ政府この年終わりまでに800,000件の難民申請を受け取ることになるだろうという予測発表した。この数字2014年EU全体での数を上回る2015年1月以降7月までにドイツ44,417件のシリア出身者からの申請受け付けシリア出身者ドイツ難民における最大グループとなった一方で申請40パーセントバルカン半島出身者から出されており、これらのうちのほとんどは拒絶されるものと考えられる

※この「難民申請」の解説は、「2015年欧州難民危機」の解説の一部です。
「難民申請」を含む「2015年欧州難民危機」の記事については、「2015年欧州難民危機」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「難民申請」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「難民申請」の関連用語

難民申請のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



難民申請のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの2015年欧州難民危機 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS